真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.12.09 14:14
JRA武豊「最後は羽が生えているよう」キャリア50戦目に初G1制覇! 香港国際競走を日本色に染めた18年前を振り返る
編集部

8日、香港シャティン競馬場で行われた香港国際競走は、開催された4つのG1レースで、日本馬が3勝を上げる快挙を成し遂げた。
香港ヴァーズ(G1)を制しG1初制覇を飾ったグローリーヴェイズ、香港マイル(G1)で亡き近藤利一オーナーに勝利を捧げたアドマイヤマーズ、そして香港C(G1)を勝ち、アーモンドアイ不在でも日本競馬の層の厚さを証明したウインブライト……。香港国際競走3勝は2001年以来、18年ぶりの歴史的快挙となった。
今回は、その2001年の香港国際競走にスポットを当ててみたい。あの時代も、今に負けない素晴らしい名馬たちがいた。
香港ヴァーズに挑んだステイゴールドは、キャリア50戦目にして引退レースに挑んでいた。クラシック出走に手が届かなかった奥手が翌年、古馬になってダイヤモンドS(G3)2着でオープン入り。同年の天皇賞・春(G1)でも2着するなど、その後「一流ロード」を歩んでいくのかと思われたが……。
「とにかく勝ち味に遅い馬でしたね。4歳時には天皇賞・春の他、宝塚記念と天皇賞・秋も2着でした。これだけの実力があれば、最低でも重賞くらいは勝てそうなものですが、とにかく勝てそうで勝てない。それだけにファンの多い馬でもありました」(競馬記者)
その後、ステイゴールドが重賞初制覇を飾ったのは6歳の春。武豊騎手と久々のコンビを組んで目黒記念(G2)を勝利している。なお、重賞未勝利馬にもかかわらず、ステイゴールドはトップハンデの58kgだった。
その翌年、つまり7歳のシーズン。ステイゴールドは、ついに本格化の時を迎えた。
PICK UP
Ranking
17:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
関連記事

JRA「死去」近藤利一さんに捧げるアドマイヤマーズ復活! 18年ぶり「4戦3勝」香港に吹き荒れた日本旋風!【香港国際競走・総括回顧】

【香港国際競走展望】「香港」ビューティージェネレーションVS「日本」インディチャンプ! アジアマイル界の覇権を懸け、マイル王が激突!

JRAアーモンドアイら「超豪華メンバー」も香港国際競走「デモ中止」可能性大!? 欧州勢「敬遠」相次ぐも、ジャパンC「外国馬ゼロ」の深刻さ浮き彫り

JRAアーモンドアイら「緊急事態」!? 香港デモ沈静化の見通し立たず「競馬場が標的」に……危ぶまれる香港国際競走

香港競馬「JRA」を反面教師に警告!? 「日本のようになるな」香港国際競走「地元勢全勝」の快挙も手放しで喜べない理由
















