GJ > 競馬ニュース > 香港国際競走18年前
NEW

JRA武豊「最後は羽が生えているよう」キャリア50戦目に初G1制覇! 香港国際競走を日本色に染めた18年前を振り返る

JRA武豊「最後は羽が生えているよう」キャリア50戦目に初G1制覇! 香港国際競走を日本色に染めた18年前を振り返るの画像1

 8日、香港シャティン競馬場で行われた香港国際競走は、開催された4つのG1レースで、日本馬が3勝を上げる快挙を成し遂げた。

 香港ヴァーズ(G1)を制しG1初制覇を飾ったグローリーヴェイズ、香港マイル(G1)で亡き近藤利一オーナーに勝利を捧げたアドマイヤマーズ、そして香港C(G1)を勝ち、アーモンドアイ不在でも日本競馬の層の厚さを証明したウインブライト……。香港国際競走3勝は2001年以来、18年ぶりの歴史的快挙となった。

 今回は、その2001年の香港国際競走にスポットを当ててみたい。あの時代も、今に負けない素晴らしい名馬たちがいた。

 香港ヴァーズに挑んだステイゴールドは、キャリア50戦目にして引退レースに挑んでいた。クラシック出走に手が届かなかった奥手が翌年、古馬になってダイヤモンドS(G3)2着でオープン入り。同年の天皇賞・春(G1)でも2着するなど、その後「一流ロード」を歩んでいくのかと思われたが……。

「とにかく勝ち味に遅い馬でしたね。4歳時には天皇賞・春の他、宝塚記念と天皇賞・秋も2着でした。これだけの実力があれば、最低でも重賞くらいは勝てそうなものですが、とにかく勝てそうで勝てない。それだけにファンの多い馬でもありました」(競馬記者)

その後、ステイゴールドが重賞初制覇を飾ったのは6歳の春。武豊騎手と久々のコンビを組んで目黒記念(G2)を勝利している。なお、重賞未勝利馬にもかかわらず、ステイゴールドはトップハンデの58kgだった。

 その翌年、つまり7歳のシーズン。ステイゴールドは、ついに本格化の時を迎えた。

JRA武豊「最後は羽が生えているよう」キャリア50戦目に初G1制覇! 香港国際競走を日本色に染めた18年前を振り返るのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛