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JRAデムーロ「北村友一に嫉妬」川田将雅と二の舞? 先週も謎の「爆逃げ」大敗……

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 関東でも最近悪評が増えてきたというM.デムーロ騎手。先週もやらかしたことをお伝えしたが、今週も同じような騒動があったと関係者が教えてくれた。

 それは15日(日)、デムーロ騎手がマッチャパフェに騎乗した第3R・2歳未勝利(芝1200m)でのこと。好スタートを決めたマッチャパフェだが、内からルドラクシャの岩部純二騎手が手綱をしごきながらハナを主張してきた。するとデムーロ騎手はピタリと馬体を合わせ、そのまま一歩も譲らずに最後の直線へ。だが、競り合ったため前半3ハロンで32秒8と、未勝利戦にしては異例のハイペースの展開。これでは脚がもたないのは当然で、11着の大敗に終わった。

「レース後、関係者たちは『デムーロ騎手がなにをしたいのか全くわからない』と首をひねっていたね。新馬戦でマッチャパフェは番手からでも競馬ができていたんだ。だから内の馬を前に行かして、番手に収まっていれば勝ち負けにも絡めたハズ。

 競り合う羽目になってしまった岩部騎手も『声を出して、行くと伝えているのに執拗に絡んできた』と不満気。さらに『ペースが遅いなら突かれても仕方ないけど、あれはない』とぼやいていたよ」(競馬関係者)

 また新馬戦でマッチャパフェには武藤雅騎手が乗っていたが、半ば奪うような形で2戦目はデムーロ騎手が騎乗。にもかかわらず、不可解な惨敗を喫し、さらにこの日はここも含めて4レースに騎乗してすべて二桁着順。いずれも人気を大きく下回る結果に終わっていた。

「思ったように結果が出せないこともあり、フラストレーションはたまる一方。だからか、今年新しく契約を結んだエージェントの大谷博毅氏との間に不穏な空気が流れ始めとウワサされています。同じグループの北村友一騎手が今年G1競走で3勝するなどブレイクしたこともあり、デムーロ騎手は『彼だけがいい馬に乗り、僕には回ってこない』と考えはじめたみたいですね。

 今年の春にデムーロ騎手はエージェントを変更しましたが、そのときは川田将雅騎手に対しての嫉妬が遠因だといわれていました。このときと似たような状況に似ていますね。どうあっても自分が一番でないと気がすまないのかもしれません」(競馬記者)

 デムーロ騎手は騎手間のトラブルや突如としてエージェントを変更するなど、レース内外さまざまな騒動を起こしたため、関西の関係者たちからはネガティブなイメージを持たれているという。そのため、今秋以降は堀宣行調教師をはじめ、自分を評価している調教師も多い関東をメインに騎乗をし、再起を図ろうとしていた。

 だが、このままこのようなラフプレーなどを続けていれば、関東でも関西と同じように鼻つまみ者として扱われてしまうだろう。居場所を失いつつあるデムーロ騎手の今後やいかに……。

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