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JRAホープフルS(G1)アパパネ最高傑作「最高の舞台」? ラインベックが超良血を証明か

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 今年のJRA最後の重賞であるホープフルS(G1)。今年はコントレイルが本命視されているが、その対抗として名が挙がるのが、超良血馬ラインベック(牡2、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 ラインベックは、父ディープインパクト、母は牝馬3冠を制し、古馬になってからもヴィクトリアM(G1、芝1600メートル)を優勝するなどG1競走5勝をあげたアパパネ。父母合わせて12冠という超良血として生まれた。

 デビュー戦には福永祐一騎手が騎乗。2番手で運ぶと、最後の直線で上がり最速タイの脚で勝利。続く、中京2歳S(OP)でも先団を見る形で進み、直線で鋭く伸びて2連勝を達成した。

 そして出世レースとしても知られる東京スポーツ杯2歳S(G3)へ。W.ビュイック騎手を背に、好スタートを切っていつものように先行するも、最後の直線で外から伸びたコントレイル、アルジャンナにあっさりと突き放されてしまい3着。勝ち馬・コントレイルに9馬身差をつけられる完敗を喫した。

 レース後、ビュイック騎手は「好位でうまく流れに乗れましたが、勝ち馬にあの競馬をされてしまったらどうしようもありません」とライバルを称賛。そして「この馬はワンペースで少しずつギアを上げていくタイプなので、2400mも向きそうな気がします」と距離延長を望んでいた。

「前走はサリオスに歯がたちませんでした。ただ、ラインベックにとって1800mは少々短すぎた気もします。今回は200m伸びて、さらにコーナーを4回も回る中山競馬場が舞台。ラインベックは立ち回りも悪くないですし、コース替わりで結果が一変することもあるかも」(競馬誌ライター)

 1週前追い切りは本番でも騎乗する岩田康誠騎手を背に、ウッドで前2頭を追走する形で6F81秒8、ラスト12秒0を記録。大一番に向けて調整は順調に進んでいるようだ。

「ラインベックには、モクレレ、ジナンボーと全兄が2頭います。どららも注目の存在でしたが、モクレレは1000万下クラスからあがれず。またジナンボーも故障でクラシックを棒に振り、古馬になって新潟記念(G3)で2着に入ったものの、ジャパンC(G1)では13着に終わるなど、当初の期待ほどの活躍はできていません。

 3番仔であるラインベックは、牧場時代から“アパパネの最高傑作”として高い評価を得ていました。それだけにかけられた期待は全兄2頭よりも大きいです。まだクラシックは先ですが、そこを見据える以上、ここで陣営としては少しでもコントレイルとの差が縮まっているところを見せたいでしょうね」(競馬記者)

 ラインベックはコントレイルに前走の借りを返すことができるだろうか。

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