真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.01.06 15:44

JRA藤田菜七子「O.マーフィーで根岸S」でコパノキッキング降板……「もう1度、あの競馬を」Dr.コパの言葉と陣営の狙い
編集部
6日、昨年12月のカペラS(G3)を勝ったコパノキッキング(セン5歳、栗東・村山明厩舎)が、2月の根岸S(G3)から始動することがわかった。鞍上は、昨年同様O.マーフィー騎手になる見込みだ。
昨年このレースを制し、本番のフェブラリーS(G1)で5着だったコパノキッキング。
管理する村山明調教師によると、今年も同様にここからフェブラリーSへ向かう見込みだが、マーフィー騎手が帰国することもあって「ジョッキーは未定」という。
コパノキッキングといえば、昨年は藤田菜七子騎手とのコンビで重賞2勝。菜七子騎手にとって重賞初勝利だったこともあり、大きな注目を集めた。
しかし、ここでコンビを解消。前走のカペラSでは2着に2馬身半差をつける見事な騎乗だっただけに、意外な選択にも思えるが……。
「オーナーのDr.コパさんは、以前から『一競馬ファンとして、菜七子に重賞を勝たせるのが私の使命』とおっしゃっていましたから、それを実現したことで一区切りついたのは確かでしょう。
その一方で、カペラS後には『今年は村山調教師に随分とわがままを聞いてもらったから、来年はレースも騎手も全て任せる』とコメント。その結果、マーフィー騎手とのコンビ再結成になりました。
マーフィー騎手とは昨年の根岸Sを勝ったコンビですし『勝つ』という意味では、これ以上ないジョッキーだと思います」(競馬記者)
実際にDr.コパこと、小林祥晃オーナーは昨年の根岸S後に「マーフィーは上手いねえ」と、その手腕を絶賛。陣営から絶大な信頼があることは間違いといえるだろう。
その上で、記者は『陣営がフェブラリーSを本気で獲りに来ているのでは』と語る。
PICK UP
Ranking
17:30更新【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは