真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.01.09 18:59
【2020年JRA3歳牝馬クラシック展望】「規格外の2歳女王」レシステンシアVS「巻き返す」リアアメリア? 有力な良血牝馬もそろってクラシックを制する馬は果たして⁉
編集部
米G1を2勝しているヨシダを半兄に持つサンクテュエール(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)と、菊花賞、天皇賞・春を制したフィエールマンを半兄に持つルーツドール(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)だ。
サンクテュエールは8月の新潟でデビュー。難なく勝ち上がると、アルテミスSへ駒を進める。ここではリアアメリアの前に3/4馬身差及ばず2着に終わる。
一方、ルーツドールは11月の東京でデビュー。2番手で前をうかがう競馬から直線で突き放し、5馬身差で圧勝した。
ともに3歳初戦に出世レースのシンザン記念を選び、このレースの結果次第では勢力図が変わる可能性がある。
次週の京成杯に出走を予定しているスカイグルーヴ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)にも注目しておきたい。
11月の東京でデビューしているが、東京2000mをまんまと逃げ切り、上がり最速の34.1秒で後続に5馬身差をつける圧巻のレースを披露した。
この馬も叔父に2冠馬のドゥラメンテがいる良血で、牡馬がクラシックへのステップとして使う京成杯に敢えて出走するあたり、陣営の期待度がうかがい知れる。
阪神JFの結果で、現時点ではレシステンシアが優位に立っているのは間違いないが、阪神JF以外のローテーションをたどっている牝馬も多い。桜花賞トライアルが始まる3月には、また評価が変わってくる可能性は十分にある。
桜花賞、そしてオークス(G1)に向け、有力馬たちの動向から目が離せない。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!