GJ > 競馬ニュース > 【2020年JRA3歳牝馬クラシック】
NEW

【2020年JRA3歳牝馬クラシック展望】「規格外の2歳女王」レシステンシアVS「巻き返す」リアアメリア? 有力な良血牝馬もそろってクラシックを制する馬は果たして⁉

【この記事のキーワード】, ,

【2020年JRA3歳牝馬クラシック展望】「規格外の2歳女王」レシステンシアVS「巻き返す」リアアメリア? 有力な良血牝馬もそろってクラシックを制する馬は果たして⁉の画像1

 

 3歳牝馬に有力馬が多数そろった2020年。今年の3歳牝馬クラシックはどのような様相になるのだろうか。

 そこで、今回は3歳牝馬にスポットを当てて、今年の3歳牝馬戦線の展望をしてみたい。

 まず、主役はJRA賞で最優秀2歳牝馬を満票で獲得したレシステンシア(牝3、栗東・松下武士厩舎)だろう。

 10月の京都でデビューし、危なげなく勝ち上がるとファンタジーS(G3)に駒を進める。6番人気と低評価だったが、それを覆して重賞制覇。そして阪神JF(G1)に出走。このときも4番人気と決して高い評価ではなかったが、ふたを開けてみれば上がり最速でレコードタイム、しかも逃げ切りで5馬身差を付ける圧勝劇だった。

 阪神JFは桜花賞(G1)と同じコースなため、今後も強豪牝馬が次々と勝ち名乗りを挙げてくるだろうが、現時点で優位に立っていることは間違いない。

 その阪神JFで本命視されていたのがリアアメリア(牝3、栗東・中内田充正厩舎)だ。

 6月の阪神でデビューしているが、このときは好位から直線で突き抜け、8馬身差の圧勝劇だった。秋は出世レースのアルテミスS(G3)から始動。この時は出遅れて後方からの競馬になったが、上がり最速となる33.0秒の脚でごぼう抜きし、連勝を飾った。阪神JFでも1.8倍の圧倒的1番人気に推された。アルテミスSと同じく後方からの競馬になったが、直線大外から伸びてくると思われたが、伸びずに6着と敗れる。

 阪神JFでの大敗は陣営でもショックだったようで、騎乗した川田将雅騎手も「中間の調整過程、それに返し馬も抜群によかったのですが…。終始、進まないまま競馬が終わってしまいました」とコメントしているように、敗因が掴めていない様子。

 レシステンシアが規格外に強かったのは事実だが、リアアメリアがこの一戦だけで見限れるような馬でないことは確か。高い能力を見せつけてきただけに、春の巻き返しが期待される。

 今週のシンザン記念(G3)に出走を予定している良血牝馬2頭も見逃せない。

【2020年JRA3歳牝馬クラシック展望】「規格外の2歳女王」レシステンシアVS「巻き返す」リアアメリア? 有力な良血牝馬もそろってクラシックを制する馬は果たして⁉のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
  2. JRA武豊「キタサンブラックで行きたかった」凱旋門賞(G1)制覇への思い。ディープインパクトより「強い馬じゃないと勝てないということはない」悲願達成のキーポイントとは
  3. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. JRA阪急杯(G3)川田将雅ブチギレ怒声「ユーイチ!!」から1年……ダノンファンタジーVSレシステンシアは「鞍上」因縁対決?
  9. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  10. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬