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武豊「サウジ参戦?」に心配の声多数……情勢不安定過ぎるも「場所」は……

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 2月29日、1着賞金が1000万ドル(約11億円)、賞金総額約22億円という世界最高額の賞金を誇るサウジカップ(ダート1800m)が、サウジアラビアの首都リヤドにあるキングアブドゥルアズィズ競馬場で行われる。

 世界最高額の賞金とあって、世界各国から有力馬が出走を表明。日本からもクリソベリル、コパノキッキング、ディアドラ、ゴールドドリーム、ケイティブレイブ、モズアスコット、オンザロックス、ヨシオの8頭がエントリーしている。

 さらにその当日には、ネオムターフカップ(4歳以上、芝2100m)、1351ターフスプリント(4歳以上、芝1351m)、リヤドダートスプリント(3歳以上、ダート1200m)なども行われる予定。これらにも日本勢が多数出走登録を行っている。

 そして日本からは馬だけではなく、武豊騎手も参戦を視野に入れているようだ。『週刊Gallop』(サンケイスポーツ)のインタビューで、今年も積極的に海外に行きたいと話し、『今年はサウジアラビアに行けそうな雰囲気で、昨年ブリーダーCに騎乗したらアメリカはいいなと思いましたし、またケンタッキーダビーでも乗りたいと思います」と語っている。

「武豊騎手はJRA通算4000勝を達成した際に、自身の公式サイトで今後の『指針』として、国内のリーディング争いからは距離を置き、『世界のビッグレースには名馬とともに参戦して話題を振りまき続ける、そんな存在になりたいというのも、これからの一つの大きな目標』と語っていました。

 そのような思いを胸に秘める武豊騎手にとって、ここはまさに絶好のレースなのでは? 残念ながらお手馬であるマテラスカイは、リヤドダートスプリントにのみエントリー。しかしサウジカップには、騎乗経験があるディアドラも出走を視野に入れていますし、また登録されているオンザロックス、ヨシオは、武豊騎手とともにBCジュベナイル(G1)に挑戦したフルフラットを管理する森秀行厩舎の馬です。これらの騎乗依頼があってもおかしくはないですよ」(競馬誌ライター)

 国内だけにはとどまらず、世界に目を向け、さらなる高みを目指し続けている武豊騎手。もし無事に出走馬への騎乗がかなったならば、大いに活躍が期待される。だが、一部からはこの参戦を危惧する声も上がっている。

「中東情勢がさらに不安定になりつつありますからね。ネット上のファンからも『本当に安全なのか』という不安の声が上がっているようです。ただ、サウジアラビアで危険とされているのは主に国境の近く。キングアブドゥルアズィズ競馬場は国の中央に位置する首都リヤドにあるため、比較的安全だと思われます。ただ、また情勢が変わるのならばその限りではありませんが……」(記者)

 2月29日、武豊騎手はサウジアラビアの地に降り立っているのだろうか?

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