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JRA大ベテラン騎手「見せしめ」騎乗停止に騒然!? 川田将雅以来6年ぶり「勝ったのに」油断騎乗でアウト

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「確かにトラストが思ったよりも並脚(ゆっくり歩く動作)になってしまったなど、今回は熊沢騎手に責任がと思いますが、実際に着順が入れ替わったわけではないですからね。

それにトラストは屈腱炎で長期休養するなど、脚部不安のある馬。主戦の熊沢騎手としても、必要以上に無理をさせたくない気持ちもあると思います。

過去(2011年11月)に田辺裕信騎手が同様のケースでクビ差まで詰め寄られた際は、過怠金10万円の処分で済んでいたんです。それが今回は2日間とはいえ騎乗停止……これでは周囲の騎手への“見せしめ”にも見えてしまいます」(別の記者)

 JRAによる“見せしめ”か否かはさておき、実は6年前の2014年、川田将雅騎手にも同様のケースで2日間の騎乗停止処分が下されている。今回の制裁は、そのケースに則った判断だと思われるが、当時も周囲の関係者やファンからはJRAの制裁に対して疑問の声が挙がっていた。

「折り合いはずっとついていますし、我慢も利きます。動きたいところで動けますし、最後は遊ぶ余裕があります。勝ててよかったです」

 レース後、そうトラストの勝利を喜んでいた熊沢騎手だったが、最後の「遊ぶ余裕」がJRAには「遊ばせすぎ」に映ったようだ。先日、52歳になったばかりの大ベテランのキャリアをもってしても、「思わぬ」と述べざるを得ないアクシデントとなってしまった。

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