
JRA「無観客競馬」開催、秒読み!? 香港に続き大井競馬なども「無観客」決定……
26日、東京シティ競馬は新型コロナウイルスの感染予防および拡散防止のため、27日、28日の開催を「無観客競馬」で実施すると発表した。
この発表は26日に開催された新型コロナウイルス感染症対策本部の会合において、政府から「今後2週間はイベントの中止や延期、規模縮小」を要請する方針が表明されたことを受けてのこととしている。
28日で第18回開催が終了となり、3月15日から第19回開催がスタートするが、こちらについては改めてお知らせするとしている。また3月14日までの期間は大井競馬場・場外発売所での販売を中止するため、電話・インターネット投票での購入をお願いしている。
すでにJリーグがルヴァンカップ、3月15日までの公式戦の延期を発表、プロ野球では今後予定されていたオープン戦全72試合を無観客で実施することを発表。スポーツ界に新型コロナウイルスの感染予防、拡散防止の動きが広がっている。
海外競馬においては、16日に香港の沙田競馬場で行われた香港ゴールドC(G1)がすでに「無観客」で行われ、日本のみならず世界中で新型コロナウイルス対策が取られている。
対してJRAは今週のレースこそ現段階で予定通り開催すると発表しているが、これまでに感染予防に関する注意喚起、接触行為のある一部イベントの休止の発表に留まっていた。26日には「指定席ネット予約発売の見合わせについて」が発表され、今後の開催を無観客に切り替えやすくするためだろう。
競馬は経済スポーツのため、簡単に中止や延期とすることは難しいため、東京シティ競馬が下した「無観客競馬」という判断が妥当になってくるだろう。
これから2週間が感染拡大に進むか収束に向かうかの瀬戸際のため、各企業でもテレワークの導入や時差出勤といった対策を講じている。
各スポーツ界に加えて、東京シティ競馬が「無観客競馬」の実施を決定したため、JRAが新たな対策としての発表を出すのは、時間の問題ではないだろうか……。
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