真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.06.15 08:18
武豊騎手と藤沢和雄調教師が4年ぶりに「和解」!? あの「屈辱エピソード」から15年……今年ついに”悲願”を達成した師の「心境」に変化?
編集部
今年のオークスと日本ダービーをダブル制覇する快挙を成し遂げた藤沢和雄厩舎と、競馬界のカリスマ武豊騎手が今週末の函館開催で約4年ぶりのタッグを結成することとなった。
長年にわたって競馬界を支えてきた東西の雄が、ついにタッグを結成する。中でも18日の新馬戦に登場するマリームーンは「フットワークの伸びがあって、調教で目を引く動きを見せている。父のイメージとは違うタイプですね。スピード感は十分。健康な馬で順調にきているので楽しみ」(日刊スポーツ)と厩舎が来年の桜花賞候補と大きな期待を抱く逸材だ。
藤沢和雄調教師は「4年も乗ってなかったか」と目を細めたが、それもそのはずだ。藤沢調教師と武豊騎手といえば、それぞれが東西に分かれて長年競馬界を牽引してきた立場。お互いにその実力を高く評価しながらも、関東と関西の権威を懸けて長年名勝負を繰り返してきた間柄でもある。
中でも有名なのは、藤沢調教師の代表馬の一頭でもあるシンボリクリスエスに武豊騎手が騎乗した際のエピソードだ。2002年のダービートライアル青葉賞(G2)を圧勝した際、武豊騎手は「いいですね。秋には絶対よくなりますよ!」と絶賛。
しかし、まさにこれから管理馬で当時の悲願だったダービー制覇を目指す藤沢調教師からすれば複雑な心境だった。いくら手放しで絶賛されても「秋には」では遅いのだ。しかも、武豊騎手はあくまで”代打”。ダービー本番では最大のライバルとなりそうなタニノギムレットの騎乗がすでに決まっている。
これではまるで「今の時点では、タニノギムレットには敵いませんよ」といわれているようではないか――。
PICK UP
Ranking
11:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!