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JRA武豊VSルメール有馬記念の「因縁」再び!? 弥生賞(G2)ワーケア確勝級も「今後」に不安……

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 8日(日)に中山競馬場で弥生賞ディープインパクト記念(G2)が開催される。名馬ディープインパクトの功績をたたえ、今年からレース名が改称された。直近4年はディープインパクト産駒が勝利しており、まさにディープインパクト記念の名にふさわしいレースだ。

 改称元年の弥生賞は、ワーケア(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)がディープインパクト産駒の連覇を止められるかに注目だ。

 デビューから2連勝して挑んだ、昨年末ホープフルS(G1)。レースではスタート直後に進路が狭くなる不利があり、後方からの競馬を強いられる。結果、不利も影響して勝ち馬コントレイルに3馬身半離されて、3着でのゴールとなった。だが上がり3ハロンのタイムは勝ち馬と0.1秒差。負けはしたものの、ワーケアが世代トップクラスの実力であることは間違いない。

 今回の出走メンバーの中では唯一G1で馬券に絡む好走をしており、ひとつ抜けた存在だ。相手関係を考えると負けられない一戦となる。

 そして今回は2連勝中のディープインパクト産駒・サトノフラッグがライバルとして立ちはだかる。同馬の鞍上は武豊騎手が務める。「ディープインパクト×武豊」コンビとしては、改称元年の王者の座はどうしても欲しいところだ。

 だが、ワーケアも黙っていない。ワーケアの父はハーツクライ、そして鞍上はC.ルメール騎手。「ハーツクライ×ルメール」のコンビといえば、競馬ファンは2005年の有馬記念を思い出すだろう。当時、無敗の3冠馬として圧倒的1番人気に支持された武豊騎手騎乗のディープインパクトを、ルメール騎手騎乗のハーツクライが打ち破る波乱を起こしたレースである。

 約15年の時を超え、同じ中山競馬場の舞台、同じジョッキーを背に、ディープインパクト産駒の5連覇にハーツクライ産駒が待ったをかける。歴史は繰り返されるものだ。

 「実力」「血の背景」ともに勝利が期待されるワーケアだが、気になるのは今後のルメール騎手の確保という点である。

 ワーケア陣営は体質面の弱さを理由に、弥生賞で賞金加算できれば、皐月賞(G1)を回避して、日本ダービー(G1)直行の可能性を示唆している。

「今年のルメール騎手のクラシックパートナーはワーケアが最有力であるが、定まっていないのが正直なところだろう。そのため、ワーケアが弥生賞を勝てばクラシックパートナーは揺るぎないものになる。

 しかし、日本ダービー直行となれば、皐月賞でのルメール騎手は他の馬を選択することになる。もし、そこで好走することがあれば日本ダービーも継続騎乗になるかもしれない。先月、共同通信杯(G3)を制したダーリントンホールがその筆頭に挙げられるだろう。ワーケアには弥生賞の勝ちっぷりも求められるのではないか」(競馬記者)

 これまで3戦すべてルメール騎手が手綱を取ってきただけに、陣営として鞍上確保は必須。果たして、弥生賞で日本ダービーを意識させるパフォーマンスを見せることができるだろうか。

 ワーケアのレース内容、その後の動向にも注目していただきたい。

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