JRAレシステンシア好枠ゲットも「不安」あり!? チューリップ賞(G2)1番人気「全敗」だけじゃない。2歳女王に悪い流れが……

7日(土)に阪神競馬場で桜花賞(G1)トライアル・チューリップ賞(G2)が開催される。17年のソウルスターリング、18年のラッキーライラック、19年のダノンファンタジーと3年連続で阪神JF(G1)勝ち馬が始動戦に選択し、レースを制している。
今年も2歳女王レシステンシア(牝3歳、栗東・松下武士厩舎)がこのレースを始動戦に選び、注目が集まっている。
前走の阪神JFはハイペースで逃げ切り、後続に5馬身差をつける圧勝。1分32秒7の勝ち時計で、06年に名牝ウオッカが記録した2歳レコードを0秒4更新した。無傷の3連勝でG1制覇したレシステンシアは「世代の中心」と言っても過言ではないだろう。
チューリップ賞でも圧巻の逃げが期待されるが、逃げ馬スマイルカナも出走することから、レース展開が気になるところだ。
最終追い切り後、レースでの作戦について「メンバーと枠順があるので、こうというのはない。自分のペースで走れたら」と松下調教師は話しており、枠順次第で逃げの可能性を示唆している。
6日、枠順が発表され、レシステンシアは3枠4番の内枠を引き当てた。阪神JFを制した縁起のいい4番枠。同じ逃げ馬のスマイルカナは6枠10番からの発走となるため、この枠順はレシステンシアの逃げの後押しとなる。
だが、好枠を引き当てたレシステンシアにとって「不安」もある。
今年のフェブラリーS(G1)は前年覇者で逃げ馬のインティが3枠を引き当て、出走馬に逃げ馬不在なことから単騎逃げが予想された。しかし、蓋を開けてみれば、ワイドファラオとアルクトスが競って逃げるハイペースの展開。先行馬総崩れとなりインティは14着に沈んだ。つい2週前の出来事だけに不安がよぎる。
「チューリップ賞は逃げ馬スマイルカナもいます。枠順ではレシステンシア有利ですが、スマイルカナがハナを主張する可能性は十分考えられます。そうなったときに、競り合ってしまうと共倒れのリスクがあるため、控える選択も必要になるでしょう。北村友一騎手の手腕が問われますね」(競馬記者)
昨年G1・3勝の大ブレイクを果たした北村友騎手は、今年に入っていまだに3勝どまり。先週には今年2度目の騎乗停止処分を受けており、不調を抜け出せていない。スタート直後の位置取りは騎手の判断力が求められるだけに、鞍上の不振も不安材料のひとつだ。
さらに今年の3歳重賞は1番人気馬が「全敗」している。アルジャンナ、マイラプソディといった有力馬も、この悪い流れに飲み込まれている。1番人気が予想されるレシステンシアにとって、断ち切りたい流れだ。
好枠を引き当てながらも「悪い流れ」がつきまとうレシステンシア。無傷の4連勝を飾り「世代トップ」を揺るぎないものにできるか注目したい。
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