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JRA武豊「皐月賞パートナー」すでに決定!? 「久しぶりに嬉しい悩み」サトノフラッグか、マイラプソディか、その胸中を告白……

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 8日に行われた弥生賞(G2)はサトノフラッグ(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)が勝利し、4月の皐月賞(G1)最有力候補の1頭に名乗りを挙げた。

 現在の牡馬クラシックは昨年の2歳G1を勝ったコントレイル、サリオスが最有力と見られているが、この勝利によって3強を形成する可能性がありそうだ。

 だが、そんなサトノフラッグにとって現状の最大の課題は、やはり「鞍上問題」である。

 11日段階では、皐月賞の鞍上は未定。本来であれば、弥生賞を勝利に導いた武豊騎手の騎乗が有力だ。しかし、武豊騎手は昨年11月の京都2歳S(G3)を圧勝したマイラプソディに騎乗することが有力視されている。

 そのマイラプソディは2月の共同通信杯(G3)で単勝1.5倍に支持されながらも、4着に惨敗……。武豊騎手は「(敗因は)わかりません」と馬を庇ったが、クラシックの有力候補から一転、大きな不安を持って本番を迎えることになる。

 サトノフラッグの弥生賞騎乗のオファーが武豊騎手に届いたのは、そんな時だった。騎乗予定だった戸崎圭太騎手が昨年11月に落馬負傷し、「代打」として武豊騎手に依頼が届いたのだ。

 無論、サトノフラッグ陣営としても武豊騎手がマイラプソディで皐月賞に参戦することを見越しての依頼。しかし、サトノフラッグが武豊騎手の見事な騎乗によって弥生賞を圧勝したことで、“既定路線”だったはずの鞍上問題が大きく揺らいでいる。

「戸崎騎手の復帰が皐月賞に間に合わない可能性が高いので、未定となっているサトノフラッグの鞍上ですが、当然武豊騎手も陣営の選択肢の一つには入っていると思います。

 しかし、武豊騎手はマイラプソディの主戦。オーナーのキーファーズとは蜜月関係にありますが、義理を通したいと思うのも当然でしょう。武豊騎手がどの馬に乗って参戦するのかは、今年の皐月賞を占ううえで大きなポイントになりそうです」(競馬記者)

 そういった中、和田勇介厩舎所属の小島良太調教助手のインスタグラムで“渦中”の武豊騎手の意向が語られている。

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