JRA武豊&ルメール「弟分」大物ルーキーが1日2勝! 「いい馬に乗せて頂いているおかげです」新人王最有力・泉谷楓真が大成できる2つの理由
14日、中京競馬場で行われた9R(1勝クラス)は、7番人気のコンボルブルス(牡4歳、栗東・本田優厩舎)が快勝。
なお鞍上の泉谷楓真騎手は、これでこの日2勝目。早くも、デビュー3勝目となった。
1番人気馬と3番人気馬が、最後の直線で鍔迫り合いしているところを豪快に差し切った。道中から出入りの激しい競馬だったが、冷静に後方で脚を溜め、最後にまとめて差し切るレース運びは、今月デビューしたばかりのルーキーとは思えない騎乗ぶりだ。
一方で、同日の7R(1勝クラス)では、5番人気のクリノビッグサージに騎乗してロケットスタート。あっという間にレースの主導権を握ると、後続の追撃を振り切ってゴール。逃げてよし、追い込んでよし……同期のライバルたちがここまで未勝利と“プロ”の洗礼を浴びる中、着々と勝ち星を伸ばしている。
ただ、このルーキー騎手がいきなり活躍していることには、本人の腕の他にも「理由」があるようだ。
「実は泉谷騎手のエージェント(騎乗仲介者)は、武豊騎手と同じ豊沢(信夫)氏なんですよ。豊沢氏といえば、武豊騎手の他にも、3年連続リーディングの(クリストフ)ルメール騎手や、浜中(俊)騎手のエージェントも務める凄腕。ちょうど若手騎手枠が空いていて、そこに泉谷騎手が入ったようです」(競馬記者)
近年、騎手の成功は「エージェントで決まる」と言われており、リーディング上位の有力ジョッキーたちには、ほぼ必ず有力なエージェントが付いている。そして、彼らが毎週のように有力馬の騎乗依頼を斡旋してくるからこそ、トップジョッキーが安定して勝ち星を挙げられる。
無論、“豊沢ファミリー”の一員となった泉谷騎手が、武豊騎手やルメール騎手と同じような有力馬に騎乗できるわけではない。だが、それでも他の3人の新人騎手と比較すれば、やや恵まれていることは間違いない。
そこに本人の努力や才能が噛み合って、今の結果が出ているというわけだ。
「今年の新人騎手は4人いますが、泉谷騎手だけが栗東(関西)所属という点も大きいですね。昨年も新人王を獲った斎藤新騎手、特別賞を獲った岩田望来騎手、そして今日(14日)の中山牝馬S(G3)でもう少しで重賞初制覇(2着)だった団野大成騎手など、最近の活躍している若手はとにかく栗東所属が多い印象。泉谷騎手も、このまま行けば十分に活躍が期待できそうです」(別の記者)
「(所属厩舎の)本田先生を始め、いい馬に乗せて頂いているおかげです。でも、失敗することの方が多く、その失敗を反省して次に活かせるように、たくさん勉強していきたいです」
『スポーツ報知』の取材に、この日2勝の活躍にも「勝って兜の緒を締めた」泉谷騎手。現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で無観客競馬が続いており、秋山稔樹騎手や小林脩斗騎手、原優介騎手といった同期の新人騎手も大変なスタートを切っている。
1日でも早く騒動が終息し、このルーキーたちを生観戦したいファンも多いに違いないはずだ。
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