GJ > 競馬ニュース > 川田将雅「暴走してしまった」
NEW

JRA川田将雅「暴走してしまった」阪神大賞典(G2)キセキ大出遅れ響きまさかの惨敗! 春の天皇賞に暗雲

【この記事のキーワード】, ,

JRA川田将雅「暴走してしまった」阪神大賞典(G2)キセキ大出遅れ響きまさかの惨敗! 春の天皇賞に暗雲の画像1 22日、日曜阪神メインは阪神大賞典(G2)が行われた。春の天皇賞(G1)を占う重要なステップを制したのは岩田康誠騎手の2番人気ユーキャンスマイルだった。単勝オッズ160円の圧倒的な支持を受けた川田将雅騎手の1番人気キセキ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)は7着に敗れた。

目を疑う光景というよりほかない。

「ゲートが開いても出る気がなく、出た後もひたすら暴走してしまいました」と、キセキに騎乗した川田将雅騎手は渋い顔でコメントするのが精いっぱいだった。

 ゲートが開き、各馬一斉にスタートするも、そこにいるはずのキセキの姿はない。鞍上に促されてようやくゲートから出たときには、前を行く集団からはすでに7馬身ほど離されていた。

 徐々に前を追いかけて、馬群の最後方に位置していたレノヴァールに追いついたときには1周目の3コーナーを過ぎていた。

 ところが、キセキは1000m通過して以降もそのまま加速を続けたのである。

2周目に差し掛かったあたりには先頭に並びかける位置までポジションをあげた。この動きに合わせて前を行くタイセイトレイルとドレッドノータスはペースアップ。キセキは3番手で直線を迎えることになった。

 一瞬は先頭に立つ勢いを見せるも、それまでのビハインドが大き過ぎた。キセキにはもはや抵抗するだけの余力は残っていなかった。残り200mから後退、勝ち馬ユーキャンスマイルから0.6秒遅れてゴールした。

 元JRAの安藤勝己氏も自身のTwitterで「キセキはゲートでじっとしてるのに出ない厄介なパターン」と触れた。

「キセキは昨年の有馬記念でも出遅れていましたから、スタートには注意していましたが、ここまでとは……。宝塚記念のゴールドシップのような大出遅れになってしまいました。

ただ、今回のみならいいのですが、次回も安心はできません。ルーラーシップも出遅れ癖が酷かっただけに、父の難しい気性が出て来ているのかも……」(競馬記者)

 昨年の宝塚記念(G1)以来のコンビ結成で、必勝を期して臨んだレースだった。春の天皇賞を前に、キセキ陣営にとっては想定外のアクシデントだったかもしれない。

JRA川田将雅「暴走してしまった」阪神大賞典(G2)キセキ大出遅れ響きまさかの惨敗! 春の天皇賞に暗雲のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬