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宮本武蔵も脱帽!? 大井競馬で「大遅刻」が発生! JRAでは「逃避行」が……

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 7日、園田競馬で12頭立てのレースが出馬表の斤量記載間違いにより、7頭が競走除外になる異例事態が発生した。

 その一方、園田競馬場から約500キロ離れた大井競馬場では驚きの「大遅刻」が起きた。

 7日の大井6Rは発走時間が20分以上遅れて行われた。この遅延の原因は複数の事象が重なっている。

 まず10番ファニーフラッシュがゲート入りを嫌がり時間をロス。この遅延が影響したのか、次はすでに枠入りしていた6番アタックプランがゲートから飛び出して放馬。その後、同馬は捕まり馬体検査が行われた。その結果、出走可能になり一安心。

 ここで終わればよいのだが、アクシデントはまだ続く。

 仕切り直しのゲート入りが行われたが、つぎは1番人気の12番タカラシップがゲートから飛び出して、またしても放馬。こちらは馬体検査の結果、残念ながら競走除外になった。3度目の枠入りでようやくレースがスタート。結果的に、スタートまでに3度のゲート入りを要したため、当初の発走予定時刻から20分以上の遅延になってしまった。

 このような遅延は稀に発生する出来事だが、驚きなのはレース結果だ。

 1着が10番ファニーフラッシュ、2着が6番アタックプランの決着。まさかの「遅延」の原因となった馬が上位を独占した。おとなしく枠入りを待っていた馬にとっては、たまったものではないだろう。

 かの宮本武蔵は巌流島の決闘でわざと遅刻し、佐々木小次郎の心を揺さぶり勝負を有利にしたという説がある。大井のレースで、ファニーフラッシュが枠入りに時間をかけて勝ちを得たことは、宮本武蔵の作戦に通じるところがあったかもしれない。

 これは地方競馬で起きた出来事だが、今年の中央競馬でも放馬した馬が驚きの出来事を起こしている。

 1月19日の小倉6Rの3歳新馬戦で、ヒボン、ウインバリスタの2頭が放馬。どちらも無事にレースに出走し、1着がウインバリスタ、4着がヒボンという結果だった。

 放馬した馬が勝ったことに驚きはあるが、ファンの間で盛り上がったのはこれではない。

 放馬した際、2頭は仲良く走って、同じ場所に留まった。まるでカップルのような姿が微笑ましいと話題になったのだ。ヒボンは牝馬、ウインバリスタは牡馬で、3歳というお年頃だけに、この放馬は「逃避行」だったのかもしれない。

 競馬は馬が主役のスポーツのため、思いもよらぬドラマが時折起こる。これもまた、競馬というスポーツの魅力だろう。

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