真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.13 14:23

米三冠挑戦のラニ「秋ローテ」が明確に!? 新コンビに期待も、血統と結果に見る「不安点」とは
編集部

今春の「米三冠」に日本馬で初めて「皆勤参戦」し、3戦目のベルモントSではあわやの3着に好走したラニ(牡3 栗東・松永厩舎)の秋のローテーションが明確になってきた。
現状、10月23日のブラジルカップ(東京ダート2100m)に登録する予定だが、ハンデや状況を見て判断するとのこと。もし出走しなければ、11月6日京都のみやこS(G3)に照準を合わせると陣営は語っている。
アメリカの地で果敢に挑戦し、一定の戦績を収めたことは記憶に新しい。1戦目のケンタッキーダービー9着、プリークネスS5着、ベルモントS3着と、いずれも追い込みから伸び脚を見せ、日本のファンを大いに湧かせた。それ以前にUAEダービーでは見事に勝利を収めており、すでに国際的な知名度も獲得している。
これまで同馬の主戦を務めてきた武豊騎手はヌーヴォレコルトのブリーダーズCフィリー&メアターフ(11月5日)騎乗でアメリカに遠征するため、今回は内田博幸騎手に乗り替わりとなる。内田騎手とは2歳時のカトレア賞(500万下)でコンビを組み、勝利している。心強い相棒を得て、さらなる飛躍を狙う。
武騎手はこの秋、ダート戦線をラニの兄で同厩舎のアウォーディー(牡6)と共に歩む予定。となれば、ラニの秋は内田騎手に固定される可能性も大いにあるだろう。
実績あるコンビでの臨む秋初戦だが、不安もあるのが現状だ。
PICK UP
Ranking
23:30更新JRAが主導する”大改革”で超一流ベテラン騎手が「騎乗馬なし」の異常……競馬界の水面下で今、一体「何」が起こっているのか?
JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- キタサンブラックは「本当に落鉄していた」のか? 決定的な「証拠写真」と共に3つのメディアが示した見解と真相
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA・M.デムーロ「新築豪邸欠陥トラブル」? オークス勝利も屋上プールの水漏れが深刻。修理資金はダービーで稼ぐ?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?