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2020.04.12 15:50
JRA【皐月賞(G1)展望】コントレイル、サリオス、サトノフラッグ最も強いのは? 三強対決の「答え」まであとわずか
編集部
武豊騎手が騎乗するマイラプソディ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)も共同通信杯(G3)を4着に敗れはしたが、この1戦のみで見限るにはまだ早いだろう。レース後に武豊騎手は「ただ、走らなかった」と首をかしげたが、「それほど悲観する内容じゃない」と、巻き返しに含みのあるコメントを残した。
友道師も「1回負けて、ガス抜きになったんじゃないかな」と前向きな見方をしている。むしろ走らなさ過ぎたために、度外視可能と考えれば怖さがある。
不気味なのは京成杯(G3)から直行するキズナ産駒のクリスタルブラック(牡3、美浦・高橋文雅厩舎)だ。1枠1番から一旦は最後方近くまで下げて、直線では大外から目が覚めるような切れ味でスカイグルーヴを差し切った。スローペースで前にいた馬が有利な展開だっただけに、皐月賞では要注意の1頭だ。
ヴェルトライゼンデ(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は、1番人気に支持されたスプリングS(G2)でまさかの2着に敗れたが、休み明けを使われて状態良化は明らか。1週前追い切りでも6F81秒7-ラスト1F11秒6と終いまでしっかりと伸びた。
その他にも共同通信杯を制したダーリントンホール(牡3、美浦・木村哲也厩舎)、6番人気のスプリングSで波乱を起こしたガロアクリーク(牡3、美浦・上原博之厩舎)、きさらぎ賞勝ちのコルテジア(牡3、栗東・鈴木孝志厩舎)、3連勝ですみれS(OP)を勝ったレクセランス(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)など伏兵陣も多彩だ。
直行組VS王道組という意味でも非常に興味深い第80回皐月賞は19日、15時40分の発走を予定している。
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