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JRAアンタレスS(G3)昨年のダービージョッキーが存在感!? 浜中俊騎手とロードゴラッソの新コンビに注目!!

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 今週末の中央競馬で最も注目すべきレースと言えば、やはり19日(日)の皐月賞(G1)だろう。3歳牡馬クラシック第1弾である。皐月賞が行われるということは、日本ダービー(G1)も約1ヶ月半後に迫っているということになる。

 ただ、今年の皐月賞の騎乗予定騎手の中に、昨年のダービーをロジャーバローズで制し、ダービージョッキーの称号を手にした浜中俊騎手の名前はない。当日、浜中騎手は中山ではなく、阪神でダートの重賞アンタレスS(G3)に騎乗予定だからだ。

 このレースで、浜中騎手はロードゴラッソ(牡5歳、栗東・藤岡健一厩舎)と初めてのコンビを組む予定になっている。

 ロードゴラッソはハーツクライ産駒の5歳牡馬。昨年、同じ阪神のダートで行われるシリウスS(G3)で重賞初勝利を挙げている。

 その後は、地方競馬でのレースが続き、JBCクラシック(G1)で7着、浦和記念(G2)で3着、東京大賞典(G1)で5着、そして今年の佐賀記念(G3)で2着と、勝ち切れないレースが続いたが、前走の名古屋大賞典(G3)で重賞2勝目をマークした。

 その名古屋大賞典で手綱を取った川田将雅騎手は、今回は3連勝中の上がり馬ベストタッチダウンに騎乗予定。そのため、浜中騎手に手綱が回ってきたというわけだ。

 川田騎手から浜中騎手への乗り替わりと言えば、2015年の天皇賞・秋(G1)を制したラブリーデイを思い出す人も多いだろう。当時は川田騎手が騎乗停止中で、浜中騎手に手綱が回ってきた形だった。

 当時とは事情が異なるが、前走で勝ち星を挙げた好調馬の手綱を任された、という点では同様だ。

 浜中騎手にとって、昨年はダービージョッキーとなった年だ。だが、11月の京阪杯(G3)で落馬負傷し、戦線を離脱するという不完全燃焼な1年でもあった。冬場は完全に休養を余儀なくされ、復帰したのは春競馬の訪れを告げる1回阪神競馬からだった。

 その開幕週に行われた阪急杯(G3)をベストアクターで勝利したあたりは、さすがダービージョッキーといったところだ。しかし、クラシック戦線でのパートナー確保に重要な冬場を棒に振ってしまった点は痛かった。

 そこでやむなく、皐月賞当日は阪神での騎乗となったが、重賞2勝馬の手綱を任されたのだから、まだ運は残っている。復帰後の浜中騎手にはこんなデータもある。

 復帰後はJRAで9勝を挙げている浜中騎手だが、芝コースでは【3・0・5・30】で勝率と連対率は7.9%なのに対し、ダートでは【6・3・1・40】で勝率は12.0%に、連対率は18.0%にそれぞれ跳ね上がる。復帰後は、芝よりもダートの方が信頼できるのだ。ダート重賞となる今回は、データの面でも期待できる騎手と考えていいだろう。

 今年のアンタレスSは浜中騎手にとって、ダービージョッキーの意地を見せる絶好の舞台となりそうだ。

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