重賞穴馬データ~秋華賞・府中牝馬S~
今週はいよいよ3歳牝馬クラシック最終戦の秋華賞(G1)だ。オークス馬シンハライト、NHKマイルカップ馬メジャーエンブレム、桜花賞馬ジュエラーの牝馬三強対決は残念ながら来年以降に持ち越しとなったが、それでもなかなかのメンバーが揃った。さらにエリザベス女王杯の前哨戦である府中牝馬ステークスもハイレベルなメンバー構成で見応え十分。今回も過去の傾向からしっかりと穴馬を見極めたい。
秋華賞
今年で21回目とまだ歴史の浅い秋華賞だが、過去に10番人気以下の人気薄3頭が勝利し、三連単1098万馬券も飛び出すなど難解なレースだ。しかも今年は断然人気のシンハライトの回避でさらに混戦模様。どんな穴馬がいるか、過去の傾向からしっかり見極めたい。過去10年で6番人気以下で3着以内に激走した人気薄馬の傾向は以下の通りだ。
・騎手は関西所属がかなり優勢
・調教師も関西所属が優勢
・前走は条件戦なら1~2着、重賞なら最下位でもOK
・前走レースはローズS組に注目。条件戦なら1~2着馬のみ
・距離は1800~2200m出走組のみ
・前3走以内に勝利実績、最低でも2着以内
・重賞で3着以内の好走実績
・春の桜花賞とオークスに出走していない、出走していた場合は6着以下の敗退組
以上の項目から浮上する今年の穴馬候補は以下の3頭だ。
デンコウアンジュ
———————-
3走以内に好走実績はないものの他の条件に合致する注目の穴馬。ローズSの内容も上々。
エンジェルフェイス
———————-
各条件に合致する注目の穴馬。前走は外枠で自分の競馬ができなかったが今回は最内枠。京都内回りでマイペースなら怖い一頭。
カイザーバル
———————-
ローズSでも推奨した注目の穴馬。各条件に合致しておりシンハライト不在なら要注意。
この3頭にビッシュ、ジュエラー、ヴィブロスなどを加えた馬券がオススメだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!