
JRA川田将雅「皐月賞回避」で荒稼ぎ失敗の大誤算!? “裏”重賞1番人気14着大敗でリーディング陥落の悪夢再び?
19日、中山競馬場では皐月賞(G1)が行われ、福永祐一騎手の1番人気コントレイルがサリオスとの叩き合いを制して優勝。デビューから4連勝で無敗の皐月賞馬となった。サリオスも無敗馬対決に敗れたとはいえ、3着ガロアクリーク以下とは決定的といえる3馬身半の差がついた一騎打ちは、令和初の皐月賞にふさわしい熱戦だったといえるだろう。
一方、その皐月賞を11着に敗れたレクセランスの騎乗依頼をキャンセルして「G1裏開催」を選択したのが川田将雅騎手だった。現在、川田騎手は騎手リーディングを独走中だ。日本人としてリーディングを取りたいと公言しており、その視線の先にいるのは昨年のリーディングジョッキーであるC.ルメール騎手だ。
2頭が死闘を演じた皐月賞とは別に、その裏では熾烈なリーディング争いも繰り広げられていた。
今年は、ルメール騎手がドバイ遠征のために1週間早く現地入りしたものの、肝心のドバイ国際競走は中止となり、帰国してもJRAからは14日間の隔離を要請されてしまった。想定外のビハインドに見舞われることになったルメール騎手だが、待望の「現場復帰」となったのは先週のことだった。
また、JRAから発表された新型コロナウイルス拡大防止策の一環である移動制限により、今週から土日の異なる競馬場での騎乗を禁止されたことも大きな影響をもたらした。そのため、日曜の皐月賞でサトノフラッグに騎乗するルメール騎手は中山開催、川田騎手は阪神開催での騎乗となった。
18日現在で川田騎手は63勝に対し、ルメール騎手は47勝で16勝差から戦いの火蓋が切られた。注目の争いはG1の開催される中山にトップ騎手が集中したことで、川田騎手に有利に働くと思われた。だが、予想に反して2人の勝利数の差は広がるどころか、大幅に縮まったのである。
土曜の川田騎手は8鞍に騎乗、すべて3番人気以内だったが2勝にとどまった。日曜も1番人気の1勝のみとなり、土日あわせて3勝と伸び悩んだ。メインレースとなる土曜のアーリントンC(G3)では2番人気トリプルエースで5着、日曜のアンタレスS(G3)でも1番人気ベストタッチダウンで14着に大敗した。
これは“天敵”のいない阪神でリードを広げたかった川田騎手にとっては大きな誤算だったに違いない。
対する土曜のルメール騎手は8鞍に騎乗、すべて3番人気以内というのは川田騎手と同じだったが、川田騎手の2勝を大きく上回る5勝をあげた。日曜は2勝にとどまったものの、土日あわせて7勝と上々の成果を上げた。
これにより2人の勝利数は川田騎手が63勝⇒66勝、ルメール騎手は47勝⇒54勝となり、その差は16勝から12勝まで縮まった。
新型コロナウイルスの影響で結果的に“ハンデ”をもらっていた川田騎手には、昨年の苦い記憶が脳裏によぎったのではないか。昨年のリーディング争いでは7月に最大19勝差をつけるも、最終的にはルメール騎手から12勝差をつけられる逆転を喫した。
「皐月賞でリーディング上位が集まって勝ち星が分散すると思われた中山のルメール騎手が7勝と荒稼ぎしたのに対し、『G1裏開催』で勝ち星量産を目論んだ川田騎手はわずか3勝と逆に詰められました。
この先のG1もルメール騎手には、アーモンドアイやサートゥルナーリアをはじめ、多数の有力馬がスタンバイしていますが、頼みの中内田厩舎も不調である川田騎手は劣勢に立たされているというしかありません。川田騎手には正念場となりそうです」(競馬記者)
今年こそ悲願のリーディングを目指す川田騎手だが、背後から聞こえるライバルの足音が、徐々に大きくなってきていることは間違いなさそうだ。人一倍強いリーディングへの思いがある騎手だけに、今年こそ意地を見せてほしいが……。
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