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2016.10.17 08:53
【徹底考察】菊花賞(G1) ディーマジェスティ「『ディープ産駒・菊花賞未勝利』のデータも皐月賞馬に死角なし!『淀の勝ち方』を知る蛯名正義の奥義が世代の頂点へ導く」
監修=永谷 研(美浦担当)
ディーマジェスティ(競馬つらつらより)『考察』
世代唯一の「二冠」の資格を背負い、皐月賞馬ディーマジェスティが最後の一冠に挑む。
単勝1.4倍という一本被りで迎えた、前走のセントライト記念(G2)。1コーナーの通過順位は10番手、後ろからだと2頭目となる。これは、これまでの本馬のキャリアの中で最も後方の位置取りとなるが、そうなったのはスタート直後に両隣から挟まれてポジションを下げたためだ。
決して小さくはない不利だったが、それが大きく取り扱われないのはこの馬がレースを勝ったから。そういったことが「歴史的名馬の条件」といえ、ディーマジェスティは早くもそんな領域に足を踏み入れつつあるのかもしれない。
1000mの通過は61秒。同日10RのレインボーS(1600万下)の1000m通過が58.9秒、5番手の好位を進んだ馬が勝ち、2着も4番手からというレインボーSの結果を見ると、セントライト記念のペースは疑いようのないスローペースだ。
ディーマジェスティは向こう正面で中団やや後ろまで押し上げたものの、大きな動きはない。だが、エンジンの掛かりが遅い本馬の特徴を把握している蛯名正義騎手のスパートのタイミングは、一貫して各馬より早い。3、4コーナーの中間を過ぎた辺りで進出を開始すると一気に外から先頭に並びかけている。
直線に向いた際は「どれだけ突き放すのか」といった手応えだったが、結果的には2着ゼーヴィントにはクビ差まで迫られる辛勝。
無論、手応えに余裕はあったがあり、最後も測ったように2着馬をねじ伏せている。だが、派手な勝ち方にならなかった最大の原因は、このレースが極端なスローペースだったからだ。言い換えれば、ペースが遅い分だけに他馬に脚が残っていたということである。
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