JRA天皇賞・春(G1)フィエールマンに並ぶ「軸馬発見」!? 有力馬に「不安あり」強力現場情報をもとに三連単「6点」で攻略!
3日、京都競馬場で天皇賞・春(G1)が開催される。前走でゲートに課題を残したキセキ、主戦騎手の戦線離脱で乗り替わりのユーキャンスマイルと有力馬にトラブルが起きている中、ここまで順調に来ているフィエールマンが不動の主役だろう。今回、「強力現場ネタ」から天皇賞・春をハナビ杉崎が攻略する。
まず「◎」はフィエールマン(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)だ。
前年王者はひとつ抜けた存在だろう。京都コースは18年の菊花賞(G1)、昨年の天皇賞・春と2戦2勝の舞台。勝ち負け必至の堅軸だ。
「前走の有馬記念(G1)からレース間隔は空きますが、早めに帰厩して乗り込み十分です。1週前追い切りはかかってしまい予定通りの調教が行えませんでしたが、最終追い切りではうまく折り合っていました。今回も昨年同様、金曜日に輸送を行い連覇に向けて万全の状態ですね。陣営は『前走はもちろん、昨年以上のデキで臨めます』と強気一辺倒でした」(競馬記者)
天皇賞・春の連覇は過去10年で、13年と14年にフェノーメノ、16年と17年にキタサンブラックの2頭が達成している。コース、距離適性がものを言うレースのため、フィエールマンの馬券圏内は間違いないだろう。
次に「〇」はトーセンカンビーナ(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)だ。
前走の阪神大賞典(G2)ではオープン入りしていきなり2着と結果を出した。初の3000mを好走したことで、長距離適性に疑いの余地はない。得意の京都コースで期待がかかる1頭だ。
「最終追い切りは余力残しの調整程度でしたが、先週までしっかりとやっているため十分に調教を積んでいます。中間もゲートの駐立は問題ありませんでした。京都の外回りは好相性ですし、終いをいかす競馬にしたいですね」(厩舎関係者)
前走の上がり3ハロンのタイムは勝ち馬ユーキャンスマイルと並んでトップ。ここ5戦すべて上がり最速を記録している末脚に期待したい。
また「2頭出しは人気薄を狙え」と格言があるが、前走はまさにそれが当てはまった形だった。今回も阪神大賞典と同じく角居厩舎は2頭出し。キセキより下位人気が予想されるトーセンカンビーナはおさえておきたいところだ。
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