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2020.05.21 09:00
JRA 平安S(G3)は「長期コンビ」が波乱の立役者に!? “乗り替わり”オメガパフューム、ゴールドドリームらを破るのは……
編集部
まずヴェンジェンス(牡7歳、栗東・大根田裕之厩舎)だ。28戦中22戦で幸英明騎手が手綱を握り、同馬が挙げた全7勝はすべてこのコンビで達成している。
昨年は7番人気ながらみやこS(G3)を制覇して重賞初勝利。前走のフェブラリーSこそ10着だったが、東海S(G2)では上がり最速35秒7の脚を使い2着。7歳とベテランだが、晩成傾向を見せつつある。
今回の舞台となる京都のダートでは10戦して1勝だが、2着4回、3着2回、4着1回、着外2回。複勝率は驚異の7割を誇る。今回も上位進出が期待される存在だ。
長期間に渡って武藤雅騎手とコンビを組むアシャカトブ(牡4歳、美浦・小笠倫弘厩舎)。
13戦中12戦で武藤騎手が騎乗し、全4勝をあげている。当初は出遅れグセもあり、後方からの競馬を強いられて敗れることも多かった。だが、昨年の後半から改善傾向にあり、前々走の上総S(3勝クラス)では先行しつつ、最後の直線で上り最速の脚を使う強い内容で勝利している。
重賞では前走マーチS(G3)の4着が最高着順だが、着実に力をつけてきている1頭だ。京都競馬場は初となるものの、右回りで3勝挙げていることもあり、侮ると痛い目にあうかも!?
ダンツゴウユウ(牡6歳、栗東・谷潔厩舎)も酒井学騎手と長くタッグを組んでいる。
酒井騎手は33戦中半分以上の20戦に騎乗。前走の吾妻小富士S(OP)では4角から進出すると、最後の直線で抜け出して2着に5馬身差をつけて圧勝。相手強化の1戦となるが、夢を持たせてくれる存在であるのは間違いない。
長きに渡って苦楽を共にしてきたこれらコンビ。ケイティブレイブ×長岡騎手同様に、人馬一体となった走りで波乱の立役者となってもらいたい。
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