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JRA雨予報で「超大穴」急上昇!? 調教師「楽に行かせてもらえれば、開ける道はある」5年3連対”単騎逃げ”に今年も激走気配

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「ただ、それこそが逆にミスターメロディにとってはプラス材料になるかも。人気薄の逃げ馬が残る最大の理由は、追走するライバルたちに『どうせ、止まるんでしょ?』と可愛がってもらえることですから。

ただミスターメロディの場合、最後にマイル戦を走ったのは2年前のNHKマイルC(G1)。それも後方15番手にいたケイアイノーテックが1着、12番手のレッドヴェイロンが3着、15番手のプリモシーンが5着する中、2番手から粘り込んで0.2秒差の4着でした。

これだけを見てもミスターメロディは『ただマイルを走ってないだけ』で、能力的にはこなしても不思議ではないですよ」(同)

 さらに“天”までミスターメロディに味方するかもしれない。気象庁の週間天気予報によると、週末は雨模様。安田記念が行われる東京では土日とも降水確率60%と、それなりに雨が降りそうだ。

「ミスターメロディ自身は、芝の稍重で阪神C(G2)2着があるだけですが、芝の右回りに限定すれば唯一の好走歴。父スキャットダディの産駒は全体的に雨巧者ですし、ミスターメロディにとって雨は歓迎材料でしょう。

昨年11月以来の休み明けになりますが、もともとドバイに出走するつもりだった馬。追い切りはかなり動いていますし、いきなりの大駆けも期待できるかもしれません」(別の記者)

 昨年の高松宮記念以来、勝利から遠ざかっているだけに、この超豪華メンバーでは見劣りしてしまうかもしれないミスターメロディ。しかし、競馬は馬の強さだけでなく、展開や馬場コンディション、天気などで結果が大きく左右する。

「走り慣れたこの条件に替わるのはプラス」

 陣営がそう力強く話す通り、左回りのワンターンなら重賞2勝に加え、掲示板(5着以内)を外したことがない安定感。“舐められ過ぎた”スプリント王に激走の気配が漂っている。

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