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JRAマーメイドS(G3)「波乱の優勝馬」の悲しい末路!? 重賞勝利を喜ぶも束の間……今年も「該当馬」多数

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 今年で25回目となるマーメイドステークス(G3)は、ハンデ戦に変更されるまではエアグルーヴ、エリモエクセル、アドマイヤグルーヴ、ダイワエルシエーロ、ヤマカツスズランといったG1レースの勝ち馬が勝利し、古馬牝馬の重要なレースであった。

 しかし、ヴィクトリアマイルが誕生した2006年にハンデ戦へ条件が変更され、レースの様相は一変……それ以降は毎年万馬券が発生し、ハンデ戦で行われた14回で1番人気はわずか2勝。193万馬券も飛び出し、過去10年で見ても10万馬券は7本とまさに波乱必至のレース。

 その状況が示すように、ハンデ戦以降の優勝馬はその後散々な成績となっている。

■マーメイドステークス過去の優勝馬と、その後の成績
 2006年 ソリッドプラチナム( 9番人気1着)⇒ 19戦未勝利で引退
 2007年 ディアチャンス ( 2番人気1着)⇒ 4戦未勝利で引退
 2008年 トーホウシャイン (12番人気1着)⇒ 1戦未勝利で引退
 2009年 コスモプラチナ ( 9番人気1着)⇒ 3戦未勝利で引退
 2010年 ブライティアパルス( 3番人気1着)⇒ 6戦未勝利で引退
 2011年 フミノイマージン ( 2番人気1着)⇒ 重賞2勝
 2012年 グルヴェイグ ( 1番人気1着)⇒ 後に右前屈腱炎を発症して引退
 2013年 マルセリーナ ( 7番人気1着)⇒ 4戦未勝利で引退
 2014年 ディアデラマドレ ( 1番人気1着)⇒ 重賞2勝
 2015年 シャトーブランシュ( 8番人気1着)⇒ 3戦未勝利で引退
 2016年 リラヴァティ ( 6番人気1着)⇒ 1戦未勝利で引退
 2017年 マキシマムドパリ ( 3番人気1着)⇒ 6戦未勝利で引退
 2018年 アンドリエッテ (10番人気1着)⇒ 1戦未勝利で引退
 2019年 サラス ( 7番人気1着)⇒ 1戦未勝利
 2020年 ???

 以上のように、14頭中11頭がマーメイドステークス後は未勝利で引退となっているのだ。

 この要因はやはり、この時期のハンデ戦ということだろう。ヴィクトリアマイルとクイーンステークスの間にあり、実績のあるオープンクラスの牝馬はあまり出走しない。

 その影響で出走枠がオープン馬で埋まらず、格下の条件クラスの馬が多く出走できる傾向にあるのだ。そして本来オープンクラスでは実力が足りない格下馬が、軽いハンデの恩恵で勝利してしまい、結果としてその後のオープンクラスで苦戦を強いられてしまうのである。

 さらに出走メンバーも条件クラスの馬が多いように、条件馬相手の勝利という側面もあり、後のオープン馬相手ではやはり力の差が出てしまうのだろう。

 実際にマーメイドステークス優勝後に惨敗を繰り返す馬を調べると、マーメイドステークスが「3番人気以下での勝利」「前走重賞以外で3着以下に敗退」「前走までに重賞出走経験なし」「前走が2勝クラス」に該当する馬のほとんどは、仮にここで勝利してもすべてその後未勝利となっている。

 条件馬であっても、48㎏の軽ハンデであっても、このレースを勝てば飛び級でオープン馬となってしまうので、将来的に活躍するためには、やはりある程度の実績や経験の裏付けが必要になるのだろう。

 今年出走する馬を見てみると、

 エアジーン
 オスカールビー
 サトノワルキューレ
 サマーセント
 センテリュオ
 ナルハヤ
 パルクデラモール
 マルシュロレーヌ
 リンディーホップ
 レイホーロマンス

 あたりが危険な馬に該当しそう。仮にここで勝利しても、今後の未勝利フラグが立ってしまうことになるわけで、関係者としては複雑な心境かもしれない。これらの馬がどんな走りを見せるか、そして今後どんな成績を残せるか、今週のマーメイドステークスに注目したい。

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