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JRA中京記念(G3)2年前すでに崩壊?「池江泰寿×川田将雅」の黄金コンビ“復縁”はソーグリッタリング次第!?

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 前走のエプソムC(G3)で2着に好走したソーグリッタリング(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)が19日、阪神競馬場で行われる中京記念(G3)に出走し、重賞初制覇を狙う。

 鞍上は、C.ルメール騎手と全国リーディングを激しく争う川田将雅騎手に決定。同騎手にとってはダノンスマッシュで勝った3月のオーシャンS(G3)以来、4か月ぶり重賞制覇のチャンスを迎える。オーシャンS以降は、重賞で実に20連敗中の川田騎手。ことごとく人気馬を飛ばしてきただけに、そろそろ美酒を味わいたいところだろう。

 川田騎手は、ソーグリッタリングとこれまで4回タッグを組み「2-1-0-1」。4戦すべて人気以上の着順で相性は抜群だ。

 ソーグリッタリングを管理する池江厩舎も現在、重賞で17連敗中。昨年3月にアルアインで大阪杯(G1)を制して以降、今年のフラワーC(G3)をアブレイズで制したのが直近1年3か月間で唯一の重賞勝利である。

 かつて全国リーディング争いの常連だった池江厩舎。2017年に3度目の全国リーディングに輝いたが、18年からは8位、6位、10位(16日現在)と苦戦中。それまでの成績を考えれば、ここ2~3年は大スランプに陥っているといえるだろう。

 中京記念でコンビを組む川田騎手と池江調教師は、かつて数々のレースに勝利し「ゴールデンコンビ」と呼ばれていたほど。このコンビでの重賞勝利は通算14勝(うちG1・2勝)。これは川田騎手にとって中内田充正厩舎と並び最多。また、池江厩舎にとっても池添謙一騎手と並び最多である。

 そんな2人も、近年重賞でコンビを組む機会は激減。重賞での出走回数は2013年から18年にかけて「8→9→9→9→19→12」と推移していた。しかし、18年始め頃からゴールデンコンビに亀裂が生じ始める。

 18年には重賞で12回のコンビを組んだが、そのうち10回は6月までのもの。同年下半期は2回に終わった。さらに、19年は4回、今年もまだ2回だけで、ゴールデンコンビはすでに「崩壊状態」といってもいいだろう。

 その一因となったが、川田騎手と中内田厩舎の関係だ。

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「この頃はダノンプレミアムの活躍もあって、川田騎手は中内田厩舎所属の有力馬への騎乗機会が急増していました。2人はともにメディア嫌いという側面もあり、川田騎手の心が(池江厩舎から中内田厩舎へ)なびいていったとも言われています」(競馬誌ライター)

 ダノンプレミアム以外にもダノンファンタジー、ヴェロックス、リアアメリアなど中内田厩舎の有力馬が川田騎手にあてがわれたが、クラシックなどの大舞台で思ったほどの結果を残せなかった。さらに、中内田厩舎は昨年の全国リーディング4位から今年は同28位(12日現在)まで転落。池江厩舎以上に不振を極めている。

「川田×中内田」コンビの重賞出走回数も昨年の25回から今年は5回に激減。しかも5回すべてが馬券圏外というありさまで、皮肉にも今度はこのコンビが危機に陥っている。

 もし、今週の中京記念でソーグリッタリングを勝利に導けば、川田騎手の心が再び池江厩舎になびく、そんな可能性があるかもしれない。

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