真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.07.16 14:00
JRA 西山茂行オーナー動いた! 函館記念(G3)ニシノデイジー「再出発」函館デビューからこの馬を知り尽くす勝浦正樹騎手に“ラブコール”!
編集部
前走目黒記念(G2)18着に敗れたニシノデイジー(牡4歳、美浦・高木登厩舎)は、夏は休まずに函館から再出発することになり、今週19日の函館記念(G3)に出走する。
今年AJCC(G2)6着、金鯱賞(G2)6着、そして目黒記念(G2)殿負けで重賞3連敗を喫し、窮地に立たされいるニシノデイジー。
「陣営は、敗因を距離ではなくニシノデイジーの折り合い面に求めています。この馬は『馬群の中で脚を溜めたほうがいい』と田辺裕信騎手が指摘していましたが、掛かって、力んで、シャドーロールも気にして走っているというのですから、相当乗り難しい馬のようですね」(競馬記者)
その後、西山茂行オーナーとニシノデイジーを管理する高木登調教師が相談し、尾関充弘元調教師からの馬具のアドバイスもあり、夏の函館記念(G3)から再出発を図ることに決めた。
それに合わせて西山オーナーは、かつてニシノデイジーの主戦を務めていた勝浦正樹騎手に騎乗の再オファーを掛けた。
デビューから騎乗してきた勝浦騎手は札幌2歳S(G3)、東京スポーツ杯2歳S(G3)を連勝し、クラシック候補に名乗りを上げる活躍をしていたが、結果を残すことができず。朝日セントライト記念(G2)5着を最後に、ニシノデイジーの主戦降板となった。
オーナーサイドは函館で再出発するにあたり、この地でニシノデイジーの初勝利に貢献した勝浦騎手を再度騎乗させることに決めたのだ。
この時のやり取りが西山オーナーのブログに書かれているのだが、実に興味深い。
勝浦騎手に夜、西山オーナーが電話を入れて尋ねた。
「函館記念、何か乗る予定の馬はありますか?」
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛