JRA クイーンS(G3)藤岡康太騎手カリビアンゴールド「継続騎乗」はプラスとなるか!? 激走を予感させる「反撃材料」とは
8月2日、札幌競馬場で開催されるクイーンS(G3)に昨年の3着馬カリビアンゴールド(牝6歳、栗東・鮫島一歩厩舎)が乗り込んできた。
前走の巴賞(OP)では3着に敗れたとはいえ、積極的なレース運びで粘り込んだ。昨年好走した舞台でさらなる前進も期待できそうである。
その一方で、藤岡康太騎手の調子が上がってこないのは気になる材料だ。
藤岡康騎手は、2017年、2018年に函館リーディング5位と、函館を得意としていたジョッキーだったが、今年は11位と落ち込んでいる。
また、人気馬での取りこぼしも多く、ファンや関係者にいまひとつアピールが出来ていない。全国リーディングでも23位ということもあり、「騎手買い」するには心許ないと思われても仕方がない部分もあるかもしれない。
「実は藤岡康騎手ですが、札幌の重賞成績はそれほど悪くないんですよ。2017年から19年の3年間で【1.1.1.5】なら、騎乗馬の人気を考えるとむしろ得意といえるくらいです。
先日の函館記念(G3)では13番人気のドゥオーモを思い切った最後方待機策から2着に持ってきたように、大胆な騎乗も持ち味です」(競馬誌ライター)
カリビアンゴールド自身も札幌コースは【1.0.1.1/3】、函館コースは【0.3.2.0/5】と洋芝のコースの適性は高い。2つを合わせた場合【1.3.3.1/8】となり、馬券外に凡走したのは1回のみと抜群の相性を誇っている。
休み明けだった前走の巴賞ではズブい面をみせていたが、レース後に「使って(次走は)変わってくる」と藤岡康騎手がコメントを残したように、休み明けを使われて反応も良くなりそうだ。
それだけに、人馬ともに条件が好転するクイーンSでこのコンビが好走しても決して不思議ではないだろう。
藤岡康騎手としてもスワーヴアラミスで制したマーチS(G3)以来となる重賞勝利を北の大地でつかみたいところだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【NHKマイルC】世代わずか「6頭」も驚異の高打率! ジャンタルマンタル、ノーブルロジャーの父に「第2のスワーヴリチャード」の期待
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- リバティアイランド、ドゥレッツァ「戦線離脱」に思うドゥラメンテの儚さ。そして思い出されるアグネスタキオンとの共通点
- J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
- 川田将雅「ルメール封殺」に絶賛の声! NHKマイルCを含む11戦8勝「川田祭り」で帰ってきたライバルに強烈な復帰祝い
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- 【NHKマイルC(G1)直前生情報】一昨年の153万馬券再び!? 「荒れる3歳マイル王決定戦」で注目の激アツ厩舎と頭の隅に入れておくべき穴馬とは
- 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
関連記事
JRAクイーンS(G3)コントラチェックは3着以下濃厚!? まさかの“三重苦”の一因は「リーディング首位」 C.ルメールか
JRAクイーンS(G3)クロフネ産駒ビーチサンバは「洋芝巧者」!? 友道康夫厩舎は “朗報”をオーナーに届けられるか?
JRAコントレイルと同じ「ノースヒルズ生産」スカーレットカラーがクイーンS(G3)をステップに秋へ羽ばたく!? 大先輩“名牝2頭”との見過ごせない共通点とは
JRAクイーンS(G3)フェアリーポルカ重賞3連勝へ、唯一の不安は重圧に“弱い”?距離はベスト「3戦3勝」&初の洋芝も問題なしも……
JRA武豊VS藤田菜七子&俳優・陣内孝則! 菜七子ナルハヤ逃げを4戦3勝上がり馬のユタカが猛追?【クイーンS(G3)展望】