GJ > 競馬ニュース > ビーチサンバは「洋芝巧者」!?
NEW

JRAクイーンS(G3)クロフネ産駒ビーチサンバは「洋芝巧者」!? 友道康夫厩舎は “朗報”をオーナーに届けられるか?

【この記事のキーワード】, ,

JRAクイーンS(G3)クロフネ産駒ビーチサンバは「洋芝巧者」!? 友道康夫厩舎は 朗報をオーナーに届けられるか?の画像1

 現在、友道康夫調教師が預かっている金子真人オーナーの馬は13頭いるのだが、古馬の成績がいま一つ良くない。ユーキャンスマイルが重賞戦線で奮闘しているものの、G1になると掲示板がやっとという状態だ。

 ダービー馬のマカヒキ、ワグネリアンは揃ってスランプに陥り、ポポカテペトルやジナンボーなど足踏み状態の馬が多い。

 今週、8月2日に札幌競馬場で行なわれるクイーンS(G3)に出走予定のビーチサンバ(牝4、栗東・友道康夫厩舎)も、その中の一頭だろう。

 ビーチサンバは、かつて金子オーナーが所有していたクロフネが父であり、産駒初のG1馬となったフサイチリシャールの全妹である。血統的にもまだ1勝馬で重賞制覇も無いというのは、淋しい限りだ。

 それだけにクイーンSは勝利が欲しいところだが、陣営が「マイルがベスト」と語っていたこともあり、1800mに対する距離不安は拭いきれない。同距離のローズS(G2)が2着だったが、スローペースの前残りが嵌ったレースだった。

 クロフネ産駒の牝馬で札幌の洋芝で激走した馬は、カレンチャン、ホエールキャプチャ、2017年の同レースを勝ったアエロリットがいる。どの馬も重賞戦線を賑わせていた女傑であるが、同じ父を持つビーチサンバにとっては心強い材料となりそうだ。

「先日、種牡馬の引退が決まったクロフネですが、2008年〜2012年の間、毎年トップ5に入っていたリーディングサイアーで、2018年までトップ10に入り続けていました。さらにリーディングブルードメアサイアーは現在3位で、3年連続ベスト5内に入っています。

頭数の多いディープインパクトが、リーディングブルードメサイアーの上位にランキングされていないことを考えると、クロフネ産駒の牝馬は、引退し繁殖馬になっても、生産界からはかなり人気があるといえますね」(競馬誌ライター)

 引退馬の価値を上げるという意味でも、厩舎サイドには結果が求められる。ましてや、良血の牝馬であれば、その期待はさらに大きくなるだろう。

 ビーチサンバを管理している友道厩舎としても、重賞勝ちで悪い流れを変えたいところだ。

 蜜月関係にある金子オーナーに対しても、秋のG1に “楽しみ”を届けられるだろうか。

JRAクイーンS(G3)クロフネ産駒ビーチサンバは「洋芝巧者」!? 友道康夫厩舎は “朗報”をオーナーに届けられるか?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. かつての関西ホープが今年「わずか3勝」の大苦戦…大一番を前に「降板」した元パートナーとコンビ再結成も叶わず
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. JRA岩崎翼「斜行落馬」より痛いフジ『みんなのKEIBA』の報道ミス……「他馬落馬」連呼に呆然
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!