GJ > 競馬ニュース > 「20年越しの母娘の悲願」
NEW

JRA秋華賞(G1)「20年越しの母娘の悲願」ビーチサンバが福永祐一騎手とのコンビでG1制覇を目指す

【この記事のキーワード】, , ,

JRA秋華賞(G1)「20年越しの母娘の悲願」ビーチサンバが福永祐一騎手とのコンビでG1制覇を目指すの画像1

 

 3歳牝馬最後の1冠、秋華賞(G1)が10月13日(日)に京都競馬場にて開催される。

 トライアルのローズS(G2)を快勝したダノンファンタジー(牝3、栗東・中内田充正厩舎)をはじめ、桜花賞(G1)、オークス(G1)をともに3着した実力馬クロノジェネシス(牝3、栗東・斉藤崇史厩舎)や春のフラワーC(G3)を逃げて2馬身半差で圧勝したコントラチェック(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)に注目が集まっている。

 そんな実力馬に混ざって、デビュー当時から期待を集めながら「それなり」の結果を残してきた良血馬が登録されている。それがビーチサンバ(牝3、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 全兄に2003年の朝日杯FS(G1)を制したフサイチリシャールを持つほか、母のフサイチエアデールも重賞戦線で良績を残している。

 そんな血統背景を持つ本馬。新馬戦は期待通り2着に2馬身差をつけて完勝。だが、この新馬戦を最後に「いいところまで走るが勝ちきれない」競馬が続く。

 2戦目のアルテミスS(G3)はやや後方から追い込む競馬で半馬身及ばず2着。阪神JF(G1)も似たような位置から追い込むも半馬身とクビ差及ばず3着。

 3歳になって初戦のクイーンC(G3)は、最後方からの追い込みでクロノジェネシスにクビ差及ばず2着。桜花賞では4番人気に推されながらも辛うじて掲示板を確保する5着に終わる。オークスでは人気を落とし、ちぐはぐな競馬で15着に沈む。

 そして迎えた秋初戦はローズSを選択。レースでは果敢に前目に進出して上がりも33.4秒といい脚を見せたが、ダノンファンタジーにクビ差及ばず2着に終わった。

 本馬は3戦目の阪神JFから手替わりして、福永祐一騎手が騎乗。前走のローズSでは「いい位置で流れに乗れました。初めてこういう形になったが速い時計にも対応でき、今後の選択肢が広がる内容だと思います」とコメントを残し、レコード決着となりながら2着に粘った本馬を称えている。

JRA秋華賞(G1)「20年越しの母娘の悲願」ビーチサンバが福永祐一騎手とのコンビでG1制覇を目指すのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  8. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】