JRA福永祐一「2020新潟マイル」4戦4勝で無双状態!? 来週、関屋記念(G3)へ「あの女傑」に大チャンス!
8日(土)新潟競馬5Rの新馬戦。福永祐一騎手騎乗の3番人気のストゥーティ(牝2歳、栗東・奥村豊厩舎)が直線力強く抜け出し、そのまま押し切った。
ストゥーティの母は、マーメイドS(G3)を勝利したリラヴァティ。半妹にオークス(G1)を制したシンハライトがいるシンハリーズの一族で、今後の期待値も高い血統だ。
レースでは、まずまずのスタートからスッと好位につけ、若干行きたがるのを抑えながら内目を追走。直線で馬場の真ん中に持ち出すと、後続の猛追を退けて粘り切った。
「このレースは、2着から6着までの上位馬が後方寄りの競馬をしているんですよね。荒れた内を先行したストゥーティはかなり強い競馬だったと思いますよ。ただ、そんな馬の特性を考慮して、前目から勝利に導いた福永ジョッキーの手腕もさすがでしたね」(競馬記者)
レース後、福永祐一騎手は「実戦タイプで、現時点では特に文句をつけるところがない」と現時点ではパーフェクトと言える評価。また「距離は延びても良い」と今後の大レースに向けて、期待の持てるコメントを残した。
鞍上の福永騎手は、これで今年の新潟マイルは4戦4勝と無類の強さを誇っている。
それぞれのレースを見返すと、枠は内外、脚質的にも前後ろと様々な競馬で勝利を収めている。どんな競馬でも確実に勝ち切っているのは、騎乗依頼をする陣営にとっても頼もしい限りだろう。
そんな福永騎手であるが、来週16(日)の関屋記念(G3)ではプリモシーン(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎)に騎乗予定。舞台は新潟のマイル戦だ。
5日(水)美浦の南Wで馬なりに乗られ、7ハロン98.4-82.5-67.2-52.8-39.1-12.1。長めから丹念に乗り込まれ、ここまでは順調な仕上がりと言えそうだ。
プリモシーンは当時3歳だった2年前の夏、古馬相手に関屋記念(G3)を勝利。新潟では1戦1勝と、こちらも好相性。差し脚を伸ばす脚質なので、先行馬が通るであろう内が荒れてきているのも好材料だろう。
マイル3勝の女傑に、今年の新潟マイル全勝とノリに乗っている福永祐一騎手。
来週の新潟マイルでも「無双状態」が見られる事に期待したい。
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