元JRA安藤勝己氏「あれでスイッチが入って」戸崎圭太を絶賛! 「馬を信じて……」関屋記念(G3)サトノアーサー貫録勝ち!

16日、新潟競馬場で行われたサマーマイルシリーズの第3ラウンド・関屋記念(G3)は、戸崎圭太騎手の4番人気サトノアーサー(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)が直線一気の差し切りV。この勝利で10ポイントを加算し、11ポイントで首位のメイケイダイハードと1ポイント差の2位に浮上した。
フルゲート18頭で行われたマイル重賞で、サトノアーサーは痛恨の出遅れを犯した。コンビを組んだ戸崎騎手も「プランは後ろからというつもりではなかったので、そこは誤算でした」と振り返ったように、決して思い通りのレースが出来たわけではない。
しかし、かつての全国リーディング騎手は意外にも落ち着いていた。直線の長い新潟外回りコースなら慌てることはない。プランを切り替えてパートナーの末脚を信じるのみ。直線では17番手と最後方近くの位置から末脚を炸裂。逃げたトロワゼトワルが粘り込みを図るゴール前を、ただ1頭上がり3ハロン33秒台の切れで突き抜けた。
重賞を勝つだけの実力はありながらも、あと一歩で勝ち星に恵まれなかったサトノアーサー。気が付けばOP含めて8連敗。最後に重賞を勝ったのは18年のエプソムC(G3)まで遡らなければならなかった。

実はこのときに手綱を執ったのも戸崎騎手。待望の重賞2勝目をプレゼントしたベストパートナーは「人気を背負いながら勝てずだったと思いますが、乗り難しさもあるなかでよく勝ち切ってくれましたね」と久々の勝利を労うコメントを残した。
これには元JRA騎手の安藤勝己氏も反応。自身の公式Twitterで「サトノアーサー。出負けが奏功して、ケイタが4角で腹を決められた。外を回さず馬群に突っ込んだのがポイントでしょ。あれでスイッチが入って、捌きも見事やった」と戸崎騎手の好騎乗を称えた。
鋭い末脚が武器のサトノアーサーにとって、前走のエプソムC(G3)の6着は本領発揮には程遠い結果だったかもしれない。
このときの東京競馬場は大雨の影響で泥んこの不良馬場。手綱を執ったD.レーン騎手は悪化が進み、内外の差が小さいことを見抜いていたが、それは他の騎手も同様だった。肝心のメインレースではそれまで内を開けていた各馬がインに殺到。末脚を封じられたサトノアーサーにとっては苦しい条件となってしまった。
4戦連続で1番人気を裏切った結果、4番人気に評価を落とした。だが、今回は直線の長い新潟コースで良馬場での開催と条件は好転。能力さえ発揮できれば、いつ勝ってもおかしくはなかっただろう。
また、昨年11月の落馬事故で重傷を負い、5月の東京競馬で半年ぶりの復帰となった戸崎騎手だが、今年はまだ重賞未勝利だった。同騎手にとっても昨年10月の毎日王冠(G2)以来となる重賞勝ちに、嬉しさもひとしおだろう。
完全復活の狼煙をあげた関東の名手がまだまだ”熱い”夏を演出してくれそうだ。
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