JRA早熟の両親から突然変異の晩成型!? ゴスホーククレストの全兄は個性的な走りでファンから絶大な支持を受けたあの馬!
29日、土曜新潟の新馬戦(芝1600m)にゴスホーククレスト(牡2、美浦・堀井雅広厩舎)が出走する。同馬の血統が父ゴスホークケン、母マルターズヒートであることからも熱心なファンにはすぐにピンとくるかもしれない。

同馬の全兄は武士沢友治騎手と重賞3勝をあげた快速馬のマルターズアポジーだ。同馬が制した重賞はいずれも逃げ切り勝ち。スタートから快速で飛ばして、他馬を圧倒する個性的な逃げ馬は多くの競馬ファンに愛された。
兄のこの強烈な個性は父のゴスホークケン譲りともいえるだろう。同馬は2007年の10月の新馬戦を単勝1.7倍の断然人気でデビュー勝ち。次走の東スポ杯2歳S(G3)こそ1番人気で4着に敗れたものの、3番人気に評価を下げた暮れの朝日杯FS(G1)では見事な逃げ切り勝ちを収めた。
残念ながらこの勝利を最後に、勝ち星を挙げられないまま6歳で引退。だが、代表産駒であるマルターズアポジーは、早熟な父のイメージとは裏腹に8歳まで長きに渡って活躍を見せたように、種牡馬としてのゴスホークケンは成長力もあったのかもしれない。
詳細は記事をご覧いただきたいが、『日刊スポーツ』の取材によると、兄も管理していた堀井雅広調教師は弟のゴスホーククレストについて「顔が本当によく似ているよ。やっぱり全兄弟だね、ここまで似るものかと思うくらい」と話しており、外見までそっくりだという。
さらに、追い切りの動きについても「無駄のない動きをする。テンションも上がらないし、乗り役の言うことを素直に聞く。俺が1番楽しみにしているよ」とコメントしていることからも、初戦から勝ち負けの期待が持てそうな雰囲気だ。
「堀井調教師のコメントからもかなりの手応えがありそうですね。この感じなら、新馬戦からいきなり勝ち負けが期待出来そうです。兄が関屋記念を制した新潟・芝1600m条件であることも歓迎でしょう。
北村宏司騎手とのコンビでデビューとなりますが、マルターズアポジーファンとしては、武士沢騎手とのコンビ結成にも期待したくなりますね」(競馬誌ライター)
いずれも現役時代は3歳春を待たずに燃え尽きてしまったかのような父ゴスホークケン、母マルターズヒートの成績からは、早熟なイメージとかけ離れたかのような息の長い競走生活を続けたマルターズアポジー。
兄弟にこれといった活躍馬が出ていないことからも、母から唯一の重賞勝ち馬を出したゴスホークケンとの相性はよほどいいのかもしれない。
マルターズアポジー以来となるゴスホークケン産駒のゴスホーククレストも、新馬勝ちした兄に続いてデビュー戦を飾ることが出来るだろうか。
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