JRA前代未聞のハプニング!? 「裸馬が放馬した」翌日出走のプリティーハニー“勇み足”で大暴走……踏んだり蹴ったりのルーキー騎手とは
29日、新潟競馬場で行われた12Rは、前代未聞のアクシデントで発走が遅れる事態となった。
18頭立てで行われたレース。本馬場に入場した出走各馬は順調に返し馬をこなし、いよいよ発走の時を迎えていた。だが、ここでレースとはまったく関係のない「裸馬が放馬している」というまさかのアナウンス……。どうやら内馬場へ入ってしまったらしく、レースが出来ない事態になってしまった。
この状況には、ネット上の競馬ファンもSNSや掲示板を通じて「裸馬が放馬って……」「レースに関係ない馬ってこと?」「今まで聞いたことない!」と驚きや心配の声が続々……。結局、放馬した馬は無事に確保され、レースは約5分遅れで発走となった。
「どうやら放馬したのは、明日出走予定だったプリティーハニー(牝3歳、美浦・根本康広厩舎)だったみたいですね。競馬場に到着直後に暴れて放馬してしまったようで、そのまま地下馬道を通って内馬場へ入ってしまったようです。大事に至らなくて何よりだったそうですが……」(競馬記者)
そんな前代未聞のアクシデントが影響したのか、レースは三連単25万馬券となる波乱の結果。またプリティーハニーは、放馬した際に舌を負傷してしまったとして、明日の出走は取り消しとなった。
「プリティーハニーは3歳牝馬とはいえ、デビューが遅れたために今回が2度目のレースでした。慣れない競馬場に来て、興奮してしまったのかもしれませんね。
また、本馬に騎乗予定だった原優介騎手は、放馬の影響で発走が遅れたレースでも最下位……。ある意味、プリティーハニーに振り回される週末になってますね(苦笑)」(同)
結果的には前日登場の“勇み足”となり、不本意な形で名前が売れてしまったプリティーハニー。今年デビューしたばかりの原騎手とともに今度は、レースに勝ってその名を轟かせたいところだ。
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