GJ > 競馬ニュース > 小倉2歳S「19年ぶり」アノ馬が怖い理由
NEW

JRA小倉2歳S(G3)ヨカヨカ以上のパフォーマンス発揮!? モントライゼより「19年ぶり」レコード更新したアノ馬が怖い理由

【この記事のキーワード】, ,

JRA小倉2歳S(G3)ヨカヨカ以上のパフォーマンス発揮!? モントライゼより「19年ぶり」レコード更新したアノ馬が怖い理由の画像1

 6日、小倉競馬場では小倉チャンプを決める小倉2歳S(G3)が行われる。2歳の夏という開催時期的に早熟馬の活躍が目立っている。その一方で、16年の勝ち馬レーヌミノルが翌年の桜花賞を優勝したように、クラシックに繋がるケースもあるため、軽視は禁物だ。

 今年の小倉2歳Sに出走していれば断然人気の支持を集めていたと考えられたのがヨカヨカである。同馬は先週の土曜小倉9Rひまわり賞(OP・九州産馬限定)で2歳牝馬としては異例となる57キロを背負って圧勝。動向に注目が集まったが回避となった。

 ヨカヨカの回避により、より多くの支持を集めることになりそうなのがモントライゼだ。6月のデビュー戦ではヨカヨカとわずかアタマ差の大接戦を演じた。この内容が評価され、単勝1.3倍の圧倒的な支持を集めた次走の未勝利戦では2着馬に大差をつける逃げ切り勝ち。小倉2歳Sの戦前の下馬評でも1番人気が予想されている。

 だが、フリード(牝2、栗東・西園正都厩舎)も前走内容の比較だけであれば、一歩も引けを取らないだろう。

 8月16日に行われた小倉1R未勝利(芝1200m)をJRA2歳レコードで勝利。19年ぶりに芝1200mのレコードを更新した。7月の阪神芝1400mのデビュー戦では8着に敗れていたが、別馬にすら思える一変を見せたのである。

 評価したいのは1分7秒5の快時計で圧勝したレースのラップ構成だ。前半3F32秒9、後半3F34秒6を刻んで、ラスト1Fも11秒9で締めている。

 時計面だけに限れば、前日の15日に行われたフェニックス賞(OP)を勝利したヨカヨカの1分7秒9を0秒4上回っているのである。レコードを更新したのだから当然ではあるが、同じ小倉の芝1200m戦で0秒4差というのは無視できないだろう。

 このレースのラップ構成は前半3F32秒9まで同じだが、後半3Fは35秒0だった。0秒4のタイム差は後半の3Fでついたものなのだ。

「相手関係は無視できませんが、同じ条件でヨカヨカ以上のパフォーマンスを披露したのは特筆すべき内容です。開催や馬場状態が異なるなら誤差もありますが、土曜と日曜の1日違いなら大差はないと見てもいいでしょう。

短距離戦の場合は前半から各馬が飛ばしていくことが多いですから、時計面の信頼度も他の距離に比べて高くなりますね。前走と同じくらいに走れれば勝ち負け必至となりそうです」(競馬記者)

JRA小倉2歳S(G3)ヨカヨカ以上のパフォーマンス発揮!? モントライゼより「19年ぶり」レコード更新したアノ馬が怖い理由のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  3. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  4. 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  5. 横山和生「謎」の降板にファンから賛否の声…朝日杯FSで無敗の主戦に非情采配
  6. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  7. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  8. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  9. “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
  10. C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題