JRAルメール「21連敗」でもリーディングはほぼ当確!? 最大のライバル騎手が抱える勝負弱さも浮き彫りに……

先週の札幌競馬は土日ともに1番人気が全敗の24連敗と大荒れ。23日の6Rから数えて31連敗となり、本命党には苦難が続いた。
この波乱続きの原因となったのは現在、全国リーディングでトップをひた走るC.ルメール騎手だ。29、30日の2日間で15鞍に騎乗したものの、1番人気馬10頭を確保していたにもかかわらず、未勝利に終わった。ルメール騎手自身も2017年1月21日、22日の中山競馬以来となる土日の騎乗機会0勝は3年7か月ぶりの大スランプとなった。
これだけ大型の連敗を続けてしまうと、リーディング1位の座も黄色信号がチラついてくる。だが、12勝差の2位で追う川田将雅騎手もいまひとつ波に乗れていないのが実情だ。

8月の開催を終えてこの1ヶ月間、2人の成績を比較してみるとルメール騎手の【21-16- 8-34/79】に対し、川田騎手は【13- 8- 8-29/58】に過ぎない。勝率、連対率、複勝率すべてでルメール騎手が上回っている。
数年ぶりの大スランプがあったとはいえ、ルメール騎手のリーディングはまだまだ安泰といえるだろう。
川田騎手にとって大きなネックとなっているのは、重賞での勝負弱さだ。今年のJRA重賞は【3- 2- 3-27/35】 と物足りない成績。3月のオーシャンS(G3)をダノンスマッシュで制して以降はさらに深刻で、【0- 1- 2-21/24】 の24連敗中である。
重賞ではなかったとはいえ、2番人気ダノンチェイサーに騎乗した日曜小倉11R小倉日経オープンも、詰めの甘さが目立つ内容だったかもしれない。
12頭立てで行われたレースは、先手を主張したステイインシアトルが逃げて淀みのないペースを演出した。ダノンチェイサーは好スタートを決めたこともあり、これを2番手追走の積極的な位置取り。直線入り口では早々と先頭に立って押し切りを図ったものの、末脚の伸びを欠き、差し馬の餌食となってしまった。
川田騎手はレース後に「体つきも気持ちも1800mでは長くなっています。条件を変えて、改めてですね」とコメント。先行勢が総崩れしたレース展開を唯一3着に粘り込んだ馬の強さは際立ったが、川田騎手の強気過ぎる乗り方も結果的に裏目に出たともいえる内容だ。
「得意の小倉開催で勝ち数を伸ばしておきたかったところですが、強い馬で押し切ればいいだけの平場はともかく、メインレースでの苦戦は続いていますね。札幌を主戦場にしているルメール騎手と被らない夏競馬で少しでも差を詰めないと、直接対決の増える秋競馬での苦戦は明白です。
途中まで1位だった昨年も同じような状況で逆転を許していますから、今年のリーディング奪取はもはや絶望的といえるでしょう」(競馬記者)
勿論、3位の福永祐一騎手に30勝以上の差をつけて単独2位の成績は十分に立派であることは確かだ。
だが、日本人騎手としてはトップに立った川田騎手にとっても”目の上のこぶ”といえる存在となっているだけに、ルメール騎手を倒さない限り、全国リーディングの座は手に入らない。
もう一段ギアをあげないと天敵であるルメール騎手の牙城を崩すことは至難の業となりそうだ。
秋の川田騎手の奮起に期待したい。
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