GJ > 競馬ニュース > イスラボニータの戦い
NEW

「悲愴」な覚悟でマイルCSへ!? かつての輝きを取り戻すべく、イスラボニータが未来を懸けた1戦へ

【この記事のキーワード】, ,
isuraboni-ta.jpg

 20日に開催されるマイルチャンピオンシップ(G1)。最強マイル王モーリス不在ということで、各出走馬陣営も色めきたっていることだろう。

 ただ、この馬と陣営だけは、色めきたっているというより「悲愴」な覚悟を持ってこのレースに臨んでくるかもしれない。昨年の3着馬、イスラボニータ(牡5 美浦・栗田厩舎)だ。

 2歳~3歳秋初頭までに重賞4勝、クラシックでも皐月賞1着、日本ダービー2着とまさに世代の中心だった同馬。秋の天皇賞でも3着とし、ジャパンカップは9着だが距離を考えれば想定内。翌年はいよいよ現役最強の中距離馬として羽ばたく、はずであった。

 しかし……。

 4歳初戦の中山記念5着でいきなりつまずくと、春を全休。秋は毎日王冠から始動するも天皇賞、マイルCSと3戦連続3着と、実力を見せるも「伏兵」のような扱いに成り下がってしまった。チャンスとされていたマイルCSでは出遅れるなど、ツメの甘さも目立った。

 5歳になった今年はもはや「2流」扱い。中山記念9着、大阪杯5着、安田記念でも5着……何とも切ない成績が続いてしまった。

 さらに、安田記念では同じ皐月賞馬で「その後勝ちきれない馬」という点も一緒だった1歳上のロゴタイプが、あのモーリスを下して復活勝利を果たした。「同胞」にも置いていかれ、浮上の機会も得られず……。ロゴタイプは秋の天皇賞で不利な展開でも5着に入るなど、なかなかいいレースをしているのに……。

「悲愴」な覚悟でマイルCSへ!? かつての輝きを取り戻すべく、イスラボニータが未来を懸けた1戦へのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 「怒りの矛先は騎手でもいいよ」ダノンデサイル調教師の“横山典弘愛”が凄い!「競馬だから仕方ない」「最悪の流れ」呼び込んだ浜中俊の選択
  8. 川田将雅「鬼イジリ」で大物調教師がまさかの退席!?「有馬記念枠順確定」に横山典弘もC.ルメールも満面の笑み
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. JRAファン感でルメール騎手が「ブチギレ」!? フランス語でまくし立て後輩騎手を”ガラス瓶”で殴打!顔面蒼白デムーロ騎手「ウソでしょ……」