
【凱旋門賞(G1)展望】「史上初・3勝」狙う最強女王エネイブルに「武豊×ジャパン」が不退転の覚悟で挑む! 超新鋭・ラヴ&ディープインパクト産駒ファンシーブルーも虎視眈々
日本が世界に誇るリビングレジェンド・武豊騎手が騎乗するジャパン(牡4歳、愛・A.オブライエン厩舎)も侮れない。
武豊騎手が日本から凱旋門賞に参戦した場合、コロナ禍で、帰国後の2週間の自宅待機が課せられる。そのため、参戦が叶ったとしても、スプリンターズS(G1)、秋華賞(G1)などに参戦することができない。騎手にとって少なくない代償を払うことになるが、武豊騎手はそれでも “凱旋門賞挑戦“を諦めることなく、世界最高峰の舞台制覇の夢に向かって邁進することになった。
「不退転の覚悟」で臨む武豊騎手が騎乗するジャパンは昨年の凱旋門賞で4着。今後はさらなる上位進出が期待されていたものの、1番人気に支持されていた今年の始動戦プリンスオブウェールズS(英G1)で4着に終わると、エクリプスS3着、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス3着と波に乗れていない。
前走の6頭立てで行われたアイリッシュチャンピオンS(G1)も先団から離されての5着に終わった。だが武豊騎手は自身のHPで、管理するオブライエン師について「馬の状態に納得がいかないときは絶対にゴーサインを出さない人」と語り、「それが出たときは好調モードに入ったということ」と状態には不安がないことをアピールした。
武豊騎手は不調に陥ってるジャパンを勝利へとエスコートすることができるか。
仏オークス(仏G1)覇者ファンシーブルー(牝3、愛・D.オブライエン厩舎)も怖い存在だ。
ディープインパクト産駒のファンシーブルーは今年の愛1000ギニー(愛G1)で2着と好走。続いて向かった仏オークスでは最後の直線では4頭のデッドヒートを制して見事戴冠を果たした。
さらに古馬との初顔合わせとなったナッソーS(英G1)も危なげない走りで勝利。前走のマイル戦メイトロンS(愛G1)こそ3着に敗れたが、距離短縮が敗因だと見ていいはずだ。
ディープインパクト悲運の敗戦から14年が経つ。愛娘は天国の父に勝利をプレゼントすることができるか。
これら以外にも日本からの刺客ディアドラ、名手O.ペリエ騎手とのコンビが発表されたストラディヴァリウス、昨年凱旋門賞3着ソットサスなど一筋縄ではいかないメンバーが集結した。
世界最高峰の舞台で勝利を手にするのは……。凱旋門賞は日本時間4日23時5分発走予定だ。
【追記】
ファンシーブルーは出走登録が取り消されました。
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