
JRAアーモンドアイの「偉業阻止」に不気味な存在!? 池添謙一「まだドラマの途中」1年半ぶり強力タッグが“偶然の産物”で復活
これが“ドラマ”の続きなのかもしれない。
11月1日、東京競馬場で天皇賞・秋(G1)が開催される。今年は史上初の芝G1・8勝目を狙うアーモンドアイが注目の的だろう。それを阻止すべく出走するのがフィエールマン、ダノンプレミアムなどの有力古馬だ。
その中でも、最も不気味な存在として急浮上したのが、ブラストワンピース(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎)だ。
今年は始動戦のAJCC(G2)を1番人気に応えて勝利を飾り、幸先のいいスタートを切ったブラストワンピース。だが、大阪杯(G1)7着、宝塚記念(G1)16着と近走の成績は奮わない。
そこにカンフル剤として期待されるのが、約1年半ぶりにコンビ再結成となる池添謙一騎手だ。
今年の安田記念(G1)はグランアレグリアに騎乗して、“8冠”を狙うアーモンドアイを破った池添騎手。偉業を阻止した騎手の存在はアーモンドアイにとって脅威になるだろう。
また、ブラストワンピースはデビューから9戦続けて手綱を取った相棒である。同コンビで2018年の有馬記念(G1)を優勝し、最優秀3歳牡馬を受賞。レース後、池添騎手は「最高です。ずっとこの馬はG1が取れると言っていながら、ダービー、菊花賞と勝てなくて、やっとそれを証明することが出来て本当に嬉しいです」と喜びを爆発させた。
だが、翌年の夏にコンビ解散。川田将雅騎手とのコンビで凱旋門賞(G1)挑戦が発表され、目黒記念(G2)が池添騎手にとって最後の騎乗となった。
当時、池添騎手は『netkeiba.com』で配信中の『謙聞録-kenbunroku-』で心境を語っている。詳細は本サイトでご確認いただきたいのだが、「遠いっすわ、凱旋門賞乗るのが」と、オルフェーヴルに続いて凱旋門賞に騎乗できないことを悔しがっていた。
これに対して、番組の進行を務めるビタミンSのお兄ちゃんが「まだドラマの途中ちゃいますか」と投げかけると、池添騎手は「そうなればいいんですけどね」と答えた。
「池添騎手から川田騎手の乗り替わりとなったのは、昨年の大阪杯での騎乗が原因と言われています。内をロスなく回った馬が上位を独占する中、ブラストワンピースは大外を回して6着に敗れており、騎乗内容に疑問が持たれていました。
天皇賞・秋は川田騎手にダノンプレミアムという先約があるため、池添騎手に手綱が戻ることになりました。ですが、一度降板した騎手を再度起用することは滅多にあることではありません。陣営は他の騎手を起用するよりも池添騎手の方がブラストワンピースにとって、いい刺激になると考えたのかもしれませんね」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA G1未勝利騎手の「匂わせ」発言がプチ炎上!? 「もはやトップとかG1への憧れはそんなにない」ファンから批判に晒された騎乗スタンスの真意とは
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 2度の屈腱炎を克服した「不屈」の実力馬がいよいよ復帰! ナリタブライアンの「同期」はG1制覇、鳴尾記念勝利ヨーホーレイクに続けるか
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
関連記事
JRA宝塚記念(G1)「惨敗」は“中山専用機”の証明!? 「こういう馬場は苦手」ブラストワンピースに待ち構える「いばらの道」
JRA宝塚記念(G1)5連覇中ノーザンファームで狙うべきはブラストワンピース!? 人気必至のサートゥルナーリアとラッキーライラックが勝てない理由とは?
JRA“どん底”川田将雅「芝G1・33連敗」「重賞17連敗」脱出へ一筋の光。 宝塚記念(G1)ブラストワンピースは「5年前」の再現次第
JRA宝塚記念(G1)「ブラストワンピース×川田将雅」の命運は“30秒”で決まる!? スタート直後の「〇〇」が好走のカギ
JRA宝塚記念(G1)ブラストワンピース、川田将雅を背に「気合」の1週前追い切り! “歯車が狂った”大阪杯(G1)のリベンジへ“第一関門”クリア!?