JRA京都大賞典(G2)データが導く「極・穴馬」…「惑星ならぬ火星」!? 狙い澄ました条件に「○×馬」の激走気配が漂う!
11日に行われる、京都競馬メインレース京都大賞典(G2)を、過去10年の傾向から予想する。
以下のデータの通り、枠順は4枠から内が有利となっているのがわかるだろう。3枠のみ数字が良くないが、1枠、2枠、4枠は回収率100%超え。内の3枠だけ不利になるというのは現実的ではないので、考えなくていいだろう。
1枠 複勝率 27.3% 複回値 140
2枠 複勝率 41.7% 複回値 356
3枠 複勝率 23.1% 複回値 69
4枠 複勝率 28.6% 複回値 173
5枠 複勝率 13.3% 複回値 39
6枠 複勝率 20.0% 複回値 50
7枠 複勝率 31.6% 複回値 77
8枠 複勝率 20.0% 複回値 41
脚質別の成績を見ると、先行馬、差し馬が有利なようだ。ただ、枠も内が有利となっているように、複勝率では先行馬有利な状況。内を立ち回って、馬群の中を割れるような差し馬にも注意を払いたいところだ。
逃げ 複勝率 9.1% 複回値 45
先行 複勝率 41.2% 複回値 127
中団 複勝率 27.9% 複回値 142
後方 複勝率 10.3% 複回値 63
前走の距離別成績を見ると、ペースが緩くなる事で追走が楽になる距離延長組が有利となっている。
同距離 複勝率 28.6% 複回値 84
今回延長 複勝率 27.6% 複回値 118
今回短縮 複勝率 19.4% 複回値 88
最後に血統傾向だが、複勝回収率100%以上の中から、出走馬の父にいる種牡馬だけを抜き出すと以下のようになる。
ルーラーシップ 複勝率 50.0% 複回値 250
アドマイヤドン 複勝率 66.7% 複回値 190
ジャングルポケット 複勝率 50.0% 複回値 130
キングカメハメハ産駒は今回の出走馬にいないので上記データから省いたが、キングカメハメハ産駒は複勝率30.8%、複回値319と優秀だ。ルーラーシップに関してはキングカメハメハの直仔で、昨年の同レースでダンビュライトが2着と好走しており相性はいいだろう。
ジャングルポケットに関しても、オウケンブルースリが3年連続で馬券圏内。オウケンブルースリ自体が京都巧者だっただけに相性は良さそうだ。
アドマイヤドンも相性はいいのだが、今回の対象馬がアルバートで1年近い休み明け。昨年の同レースでも同じパターンで16着と惨敗しているだけに、今回も厳しいかもしれない。
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