GJ > 競馬ニュース >  M.デムーロ「痛恨」の選択ミス  > 2ページ目
NEW

JRA M.デムーロ「痛恨」の選択ミス。安全策がまさかの裏目で、お手馬大放出が止まらない!? “贅沢”から“どん底”へ「転落」の悲劇再びか

 過去にあったデムーロ騎手からルメール騎手への乗り替わりといえば、サートゥルナーリアが思い出される。

 サートゥルナーリアとデムーロ騎手のコンビは、3戦3勝でホープフルS(G1)を制し、クラシックの有力候補と目された。だが、朝日杯FS(G1)を勝ったアドマイヤマーズもデムーロ騎手にとってお手馬の1頭。この2頭は皐月賞(G1)で激突するため、サートゥルナーリアはルメール騎手に乗り替わりとなった。

 そして直接対決となった皐月賞はサートゥルナーリアが勝利したが、アドマイヤマーズも次走のNHKマイルC(G1)を優勝。甲乙つけがたい2頭であることを証明する結果である。

 しかし、暮れの香港マイル(G1)はアドマイヤマーズにC.スミヨン騎手が騎乗。そして今年の安田記念(G1)は川田将雅騎手が騎乗し、デムーロ騎手とのコンビは解消。結果的にサートゥルナーリアはルメール騎手のお手馬となり、アドマイヤマーズはデムーロ騎手の手から離れてしまったのだ。

JRA M.デムーロ「痛恨」の選択ミス。安全策がまさかの裏目で、お手馬大放出が止まらない!? 贅沢からどん底へ「転落」の悲劇再びかの画像3

 さらに今年はアリストテレス以外にも、有力馬であるラッキーライラックもデムーロ騎手からルメール騎手への乗り替わりが予定されている。

「デムーロ騎手はエリザベス女王杯でラヴズオンリーユーに騎乗予定のため、ラッキーライラックを諦めざるを得ませんでした。しかし、肝心のラヴズオンリーユーは前走の府中牝馬S(G2)で1番人気ながら5着に敗れてしまいました。本番に不安を残す内容だけに、またしてもルメール騎手が”おいしい”思いをするかもしれませんね」(同)

 結果的にルメール騎手へ有力馬をアシストする形になっているデムーロ騎手。エリザベス女王杯で、なんとか一矢報いることができるだろうか。

JRA M.デムーロ「痛恨」の選択ミス。安全策がまさかの裏目で、お手馬大放出が止まらない!? “贅沢”から“どん底”へ「転落」の悲劇再びかのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 武豊が社台に干された「曰く付き」阪神JF……”引退説”が囁かれた大スランプの原因「ダンスファンタジア事件」とは
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. JRA「パワハラ訴訟」渦中もノーザンファームからの信頼は急上昇!? 藤沢和雄、堀宣行ら関東の名伯楽に迫る勢い、快進撃続く木村哲也調教師の「生き残り戦略」とは
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!