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JRA武豊×「6戦全勝」白毛一族! ファンタジーS(G3)は“短距離担当”メイケイエールにお任せ!?

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 7日(土)、ファンタジーS(G3)が阪神競馬場の芝1400mを舞台に開催される。昨年は優勝馬のレシステンシアが、そのまま阪神JF(G1)を勝った重要なステップレースとなるだけに、今年も要注目だ。

『netkeiba.com』の予想オッズでは、熊本県産のヨカヨカが1.7倍で1番人気、そして2.6倍の2番人気に支持されているのが2戦2勝のメイケイエール(牝2歳、栗東・武英智厩舎)だ。

 前走の小倉2歳S(G3)では、スタートで立ち遅れ、道中は折り合いを欠くという完全な負けパターン。しかし、4角で大外に持ち出すと、直線で末脚が爆発し、先頭でゴールを駆け抜けた。

 初めて手綱を取った武豊騎手は、「乗り味は抜群です。決してスムーズな競馬ではなかったですが、2戦目でこういうレースができるのですから、能力が高いと思います」と絶賛。引き続き武騎手を背にデビュー3連勝、重賞2連勝を狙う。

 本馬は鹿毛だが、母はシロインジャー、3代母はシラユキヒメなので、いわゆるシラユキヒメを祖とする「白毛一族」の一員。同じ一族で白毛のソダシが先週のアルテミスS(G3)で一足先にデビュー3連勝を飾っており、同じファミリーとして、これに続きたいところだろう。

 今年JRAでデビューした2歳世代には、この2頭を含めて3頭の白毛一族がいる。もう1頭は白毛のダノンハーロック(母ブラマンジェ)で、8月の小倉ダート1700mでデビュー勝ち。次走は21日のもちの木賞(2歳1勝クラス、阪神ダート1800m)を予定している。

 3戦3勝のソダシ、2戦2勝のメイケイエール、そして1戦1勝のダノンハーロックと、3頭合わせて、なんと6戦6勝というから、白毛一族の勢いには驚くしかない。

「一族の(2歳)世代勝ち頭ソダシは1800mでデビューしたように1600~2000mがベストの中距離タイプ。来年は牝馬クラシックの王道路線を歩むのではないでしょうか。ダノンハーロックはダートが主戦場になりそうです。一方、メイケイエールは順調なら3歳春までマイル路線(桜花賞~NHKマイルC)を歩むでしょう。ただし、そのスピード感あふれる走りから、いずれはスプリント路線に落ち着く可能性が高そうです」(競馬誌ライター)

 同じ白毛一族だが、タイプはまさに三者三様。“短距離担当”のメイケイエールにとって、今回の課題は1ハロンの距離延長だろう。父はマイルG1を2勝したミッキーアイル。スプリントG1でも2着が2度あるように、1200m~1600mで活躍したが、本質的にはマイラーだった。

 鞍上もコンビ2度目の武騎手なら、うまく折り合いをつけて問題なくこなしてくれるだろう。合わせて6連勝中の一族同世代の中で最初に負けるわけにはいかない。ここを勝って、阪神JFではソダシと「無敗の白毛一族対決」を実現してくれるだろうか。

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