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JRA武豊「乗り味抜群」メイケイエールで重賞連敗「11」でストップ!ミッキーアイルは「新種牡馬」重賞勝ち一番乗り!

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JRA武豊「乗り味抜群」メイケイエールで重賞連敗「11」でストップ!ミッキーアイルは「新種牡馬」重賞勝ち一番乗り!の画像1

 6日(日)、台風10号が近づく小倉競馬場。重馬場の中で行われた小倉2歳S(G3)を制したのは、武豊騎手が騎乗したメイケイエール(牝2歳、栗東・武英智厩舎)だった。

 スタートでやや立ち遅れたものの、早めに中団にとりつくと、上がり最速の末脚を繰り出し、先頭でゴール板を駆け抜けた。

 勝ったメイケイエール自身は鹿毛だが、母は白毛のシロインジャー。シラユキヒメを祖とするいわゆる白毛一族の一員だ。札幌2歳S(G3)を制したソダシに続き、この一族の馬が2日連続で重賞制覇を飾ったことになる。

 武騎手はレース後、「乗り味は抜群です。決してスムーズな競馬ではなかったですが、2戦目でこういうレースができるのですから能力が高いと思います」とその素質を高く評価した。

 また、元JRA騎手の安藤勝己氏も自身の公式Twitterで「あの馬場で行きたがっても弾けられる脚力はなかなかのもん。メイケイは相手が強くなったほうがより競馬しやすそう」とメイケイエールに将来性を感じさせるコメントを残している。

 小倉の1200mで2連勝を果たしたメイケイエールだが、今後は徐々に距離を延ばしていくことになるだろう。血統的にはマイルまでなら問題なくこなすはずだ。

「父のミッキーアイルは現役時代、1200~1600mの距離で活躍しましたが、マイルG1を2勝しているように、どちらかというとマイラーでした。メイケイエールの場合は、母父が欧州血統のハービンジャーということもあって、距離は延びたほうが良さそうです。父系、母系ともに早熟というわけではないので、今後が楽しみですね」(競馬誌ライター)

 そのミッキーアイルは、モーリスやドゥラメンテといった新種牡馬に先駆けての重賞制覇一番乗り。短距離路線では今後、その2頭をしのぐ活躍も期待できそうだ。

 管理する武英智調教師にとっても、キャリア4年目で念願の重賞初制覇。再従兄弟(はとこ)にあたる武騎手からのプレゼントに喜びもひとしおだろう。

 2か月半ぶりの重賞タイトルを手にした武騎手。この夏は決して順調だったわけではない。6月の函館SS(G3)をダイアトニックで勝って以降、重賞レースでは人気馬でなかなか勝てず。そのダイアトニックで挑んだ先週のキーンランドC(G3)は1番人気で15着。そして5日の札幌2歳Sは3番人気のピンクカメハメハで13着と、いずれもブービーに敗れていた。

 重賞での連敗を「11」で止め、いい形で秋競馬を迎えられそうだ。

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