真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.11.06 15:00
JRA秋競馬前半戦を総括! 武豊の凱旋門賞、無敗の三冠馬2頭誕生、芝G1最多勝、地方馬の活躍、新たな白毛馬伝説、馬券売上好調
編集部
■馬券の売り上げと入場再開
コロナウイルスの影響もあり無観客競馬が継続していたJRA。ウインズなどの場外馬券売り場も同様に入場規制があったが、9月12日から制限付きで全国のウインズ等で営業再開となった。
そういった影響もあってか、秋に入っても馬券売上は好調。JRAの馬券売上を見てみると、9月12~11月1日までの秋開催で合計19の平地重賞レースが行われ、前年比でプラスだったのがなんと14レースもあった。特に神戸新聞杯は前年比190.5%、秋華賞は140.1%、菊花賞も130.4%と大幅アップを記録。出走数が12頭と少なかった天皇賞は昨年より減少してしまったが、それでも減少幅はわずか0.3%であり健闘の部類、今の競馬人気を象徴していると言えるだろう。
そして10月10日からは、JRAでは一部の指定席に限定した競馬場への入場が再開された。2月末から始まった無観客競馬が、遂に終わりを告げたのである。今後は指定席の販売数が増加する見込みであり、このままいけば以前のようなファンの熱気が競馬場に充満するかもしれない。
以上、2020年秋競馬の前半を振り返ってみたが、かなり濃密な2か月だったといえるだろう。しかしこれ以上の興奮と感動が、待っているのは間違いない。三冠馬対決が見込まれるジャパンC。豪華メンバーが集まりそうな有馬記念。さらにクリソベリルを中心としたダート路線や、ソダシに期待が集まる2歳G1レース。ますます盛り上がる競馬から目が離せない。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!