JRAオーソリティの「割引材料」は骨折明けだけじゃない!? アルゼンチン共和国杯(G2)「激アツ情報」で極太「◎」から人気馬の不安が丸裸か

8日、東京競馬場でアルゼンチン共和国杯(G2)が開催される。秋G1谷間の重賞となるが、過去にトーセンジョーダン、ゴールドアクター、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードなどのG1馬を輩出した出世レースのため、見逃し厳禁だ。
過去10年の3連単平均配当は2万9732円で、比較的堅めの決着傾向にある。また、10万馬券が出ていないことを考えても、大荒れとなる可能性は低いと考えられる。「強力現場情報」をもとにアルゼンチン共和国杯をハナビ杉崎が攻略する。
3日のJBCでは堅い決着となったクラシックを的中。だが、スプリントはサブノジュニアを押さえていたにもかかわらず、マテラスカイを切ったことによってハズレてしまった。今週はこの悔しさをぶつけたいと思う。
まず「◎」はサンレイポケット(牡5歳、栗東・高橋義忠厩舎)だ。
新潟記念(G3)3着、毎日王冠(G2)3着と、重賞でも安定した走りを見せている。前走から700mの距離延長となるが、ジューンS(3勝クラス)で東京2400m条件を勝っており、距離不安は全くない。
「前走はポジションを取りつつ、終いの脚もしっかりしていました。以前より体質や体のバランスが良くなったことがプラスに働いた結果です。秋3走目で状態はピークに近いですし、2500mに距離が延びるのも自分のリズムで運びやすいのでプラス。何とか重賞のタイトルを取りたいですね」(厩舎関係者)
最も信頼できるのが左回りで【3,1,2,0】と好走している。また、ジャングルポケット産駒が東京を大の得意としていることも忘れてはならない。荻野極騎手に重賞初勝利のチャンス到来である。

次に「〇」はユーキャンスマイル(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。
重賞3勝、G1でもいつも掲示板を確保しており、実績最上位。頭一つ抜けた存在に思えるが、58キロのハンデを考慮して2番手とする。
「先週の稽古で岩田康誠騎手が終いをしっかりと追い切ったことで、馬も競馬モードに入りました。元々、休み明けは苦にしませんし、左回りの長丁場も合っています。 ハンデ58キロは実績を考えれば仕方ないですし、馬格があってG1でも背負い慣れているので心配していません」(厩舎関係者)
前走の天皇賞・春(G1)は2番人気に推されながらも4着。今回は乗り慣れた岩田康騎手に手綱が戻ることもプラス材料である。
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