JRA「コントレイル世代」オーソリティ評価急上昇!? アルゼンチン共和国杯勝利で「幻のダービー馬」の声も……3歳「低レベル説」に反撃なるか

8日、東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯(G2)は、C.ルメール騎手と初コンビとなったオーソリティ(牡3、美浦・木村哲也厩舎)が優勝。
アルゼンチン共和国杯は17年スワーヴリチャード、16年シュヴァルグラン、10年トーセンジョーダンなど、ジャパンC(G1)好走馬を多数輩出しているように、出世レースとしても知られている。日本ダービーを目前にしながらも、骨折で出走が叶わなかった素質馬だけに今後の動向は要注目となるだろう。
2着ラストドラフトとは1馬身1/2の差と派手な勝ち方ではなかったものの、オーソリティは5月の青葉賞(G2)以来となる半年の休み明け。さらには馬体重も12キロの二桁増と余裕残しだった。
名手ルメール騎手を鞍上に迎えたとはいえ、相手関係は決して楽ではなかったはずだ。にもかかわらず、初対決となった古馬相手の重賞を完勝したことには高い評価が必要となる。
血統的には名馬となる資質は十分にありそうである。父は3冠馬オルフェーヴル、母ロザリンドはエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアを出した名牝シーザリオの仔だ。
さらに、オーソリティが勝利した青葉賞のタイムは2分23秒0のレコード。同じく芝2400m条件のダービーを制したコントレイルの勝ち時計が2分24秒1と平凡だったことを考えれば、一部のファンから幻のダービー馬という声が出たのも分からなくはない。
その一方、春のクラシックで活躍したブラックホールやワーケアが、古馬相手に苦戦していたことで3歳世代のレベルが疑問視されていたことも事実。秋に入り、サリオスが毎日王冠、オーソリティがアルゼンチン共和国杯と、G2を連勝したことは低レベル説に反撃の狼煙を上げることになるかもしれない。
「単純に時計の比較だけならば、青葉賞がダービー以上というのも成立します。ですが、タイム差なしの2着だったヴァルコスがダービーで14着に大敗し、0秒1差だった3着フィリオアレグロのその後もセントライト記念(G2)7着から1勝クラス2着と振るいません。
さすがに無敗の3冠馬相手に比較をするには無理があるように感じます。これは牝馬のレイパパレとデアリングタクトの関係にも同じようなことが言えそうです。次走がどのレースになるかはわかりませんが、これを連勝するようなら楽しみは増えますね」(競馬記者)
縦に長く隊列がバラけたハイペースを3番手から余裕十分に押し切った内容が強かったことは間違いない。その反面、ルメール騎手の絶妙なペース判断やポジション取りと、他馬に騎乗した騎手との差が明暗を分けた側面も少なからずあるだろう。
次走の候補としてジャパンC、有馬記念(G1)の名前も挙がっているだけに、オーソリティにとっては真価を問われる一戦となりそうだ。
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