GJ > 競馬ニュース > オーソリティ「ダービー」黄色信号
NEW

JRAオーソリティ「日本ダービー」に黄色信号……青葉賞(G2)「ディープインパクト超え」レコード完勝の反動か

【この記事のキーワード】, ,

JRAオーソリティ「日本ダービー」に黄色信号……青葉賞(G2)「ディープインパクト超え」レコード完勝の反動かの画像1

 6日、皐月賞(G1)で2着だったサリオスが、日本ダービー(G1)に向かうことが明らかになった。同馬が所属するシルクレーシングが公式ホームページで発表。なお、鞍上には引き続きD.レーン騎手が騎乗する見込みだ。

 今年の3歳クラシックは、未だ無敗の皐月賞馬コントレイルが中心。その大本命と壮絶な叩き合いを演じたサリオスの動向が注目されていただけに、これでますます熱戦が期待できそうだ。

 しかし、その一方同じシルクレーシングから残念なニュースが舞い込んできた。

「どうやら先日の青葉賞(G2)を勝ったオーソリティ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)が左前球節を捻挫した模様……。すでにノーザンファーム天栄へ放牧に出されているようです」(競馬記者)

 オーソリティといえば今年3月の弥生賞(G2)で3着し、皐月賞(G1)の優先出走権を得ながらも、陣営は日本ダービーを目標に定めて回避。2日の青葉賞(G2)を2:23.0という同レースのレコードで快勝し、ダービーの有力候補に名を連ねている。

「幸い捻挫ということで、現時点では回復具合を見て決めるとのこと。まだ日本ダービー回避が決定したわけではありません。

ただ、将来性のある馬ですし、今年のメンバーを鑑みても中途半端な状態では通用しないのは明らか。青葉賞の勝ち方も非常に能力を感じさせるものだっただけに、本番で見たい思いもありますが、難しい判断になりそうです」(同)

 青葉賞は1994年に重賞に昇格し、上位馬に日本ダービーへの優先出走権が与えられるようになった。しかし、それからすでに27回のレースが行われたが、未だダービー馬が生まれていない稀有なトライアルレースだ。

 その主な要因としては、前年までの青葉賞レコードが2017年にアドミラブルが記録した2:23.6であることに対して、日本ダービーは昨年のロジャーバローズが記録した2:22.6と、本番との大きなタイム差にあるといわれていた。

 その点、今年オーソリティが記録した2:23.0は、過去にディープインパクトやドゥラメンテらが日本ダービーを制した時計を上回っており、だからこそ大きく期待されているというわけだ。

 しかし、その「反動」は決して小さくはなかったようだ。世代でも指折りの実力馬であることは誰もが認めているだけに、オーソリティが無事に頂上決戦へ進めることを期待したい。

JRAオーソリティ「日本ダービー」に黄色信号……青葉賞(G2)「ディープインパクト超え」レコード完勝の反動かのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  8. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!