GJ > 競馬ニュース > 有馬記念 ジャパンカップロスの声に大反発!
NEW

JRA有馬記念(G1)「超豪華」ジャパンカップロスの声に大反発! デアリングタクト参戦も十分…… アーモンドアイ不在でも大盛り上がり必至か

【この記事のキーワード】,

JRA有馬記念(G1)「超豪華」ジャパンカップロスの声に大反発! デアリングタクト参戦も十分…… アーモンドアイ不在でも大盛り上がり必至かの画像1

 無敗三冠馬2頭の参戦もあり、空前の盛り上がりを見せたジャパンC(G1)は、先輩三冠馬の貫録を見せつけたアーモンドアイによる9冠達成で幕を閉じた。同馬はこのレースを最後に引退が決定、今後は母としての活躍が期待される。2着に入ったコントレイルは年内休養が既定路線。来春の大阪杯(G1)を目標に調整がされるようだ。

 牡馬三冠のコントレイルは2005年に三冠馬に輝いた父ディープインパクト以来、15年ぶりの無敗で達成。牝馬三冠のデアリングタクトは牝馬で史上初の無敗三冠の快挙だった。ただでさえ、無敗の三冠馬同士の対決となっていたところに、秋の天皇賞で芝G1最多8勝を挙げたアーモンドアイが参戦を表明した。

 今後、これほどまで超豪華メンバーで争われるレースは実現しないのではないかと競馬ファンが感じたのも無理はない。それだけに、誰もが固唾を飲んで見守った世紀の一戦の終了とともに、見る者によってはあたかも壮大な物語のエンディングを迎えたような感情が芽生えたかもしれない。ネットの掲示板やSNSでは”ジャパンカップロス”という言葉も散見している。

 これに対し、劣勢に立たされていたのが有馬記念(G1)だ。競馬の祭典といわれるダービーをも凌ぐ売上げを誇る暮れのグランプリだが、三冠馬3頭のいずれもがジャパンCに出走したこともあってメンバーレベルの低下が懸念されていた。

 しかし、そんな競馬ファンの心配をよそに豪華メンバーでの争いとなりそうだ。以下は現在、出走の可能性がある主な馬である。

フィエールマン   天皇賞・秋2着
クロノジェネシス  天皇賞・秋3着
ブラストワンピース 天皇賞・秋11着
デアリングタクト  ジャパンカップ3着
カレンブーケドール ジャパンカップ4着
グローリーヴェイズ ジャパンカップ5着
ワールドプレミア  ジャパンカップ6着
キセキ       ジャパンカップ8着
ラッキーライラック エリザベス女王杯1着
サラキア      エリザベス女王杯2着
ラヴズオンリーユー エリザベス女王杯3着
サートゥルナーリア 宝塚記念4着
オーソリティ    アルゼンチン共和国杯1着

JRA有馬記念(G1)「超豪華」ジャパンカップロスの声に大反発! デアリングタクト参戦も十分…… アーモンドアイ不在でも大盛り上がり必至かの画像2
デアリングタクト JBISサーチより

「出走するかは未定ですが、デアリングタクトが参戦してくるようなら目玉になるでしょう。この馬は秋華賞を直行で制したため、ジャパンCを使われても秋はまだ2戦です。レース後も元気一杯という情報も入っていますから可能性は十分ありそうです。

打倒アーモンドアイはなりませんでしたが、秋の天皇賞で女王を追い詰めたフィエールマン、クロノジェネシスも出走を予定しています。女王の後継に名乗りを挙げるためにも倒しておきたい相手でしょう」(競馬記者)

 3歳女王のドリームレース出走を後押しとなりそうなのは、所属するノルマンディサラブレッドレーシングの岡田代表の言葉だ。同代表はかつてデアリングタクトに対し、「とにかく強い馬とやって欲しい。競馬ファンが望めばやってやりたい」とファンの希望を優先する考えを述べている。

 11月26日に発表された有馬記念ファン投票・第1回中間発表でデアリングタクトは5位に入った。ファンが出走を望んでいるとなれば、出走があっても不思議ではないだろう。

JRA有馬記念(G1)「超豪華」ジャパンカップロスの声に大反発! デアリングタクト参戦も十分…… アーモンドアイ不在でも大盛り上がり必至かのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  8. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】