JRA有馬記念(G1)「意外な」豪華メンバーに一安心!? フィエールマンVSクロノジェネシスにラッキーライラック参戦、3歳バビットら「未完の大器」が続々……

12月27日に中山競馬場で開催されるグランプリ有馬記念(G1)のファン投票が19日、JRA(日本中央競馬会)の公式ホームページでスタートした。新型コロナウイルスの影響によって、今年はweb投票限定となっている。
アーモンドアイVSコントレイルVSデアリングタクトの3頭が激突する来週のジャパンC(G1)が大きく注目されている最中、今年の有馬記念がその“しわ寄せ”をモロに受けるのではないかと懸念されている。
すでにジャパンCでのラストランが発表されているアーモンドアイを筆頭に、3歳クラシックを戦い抜いたコントレイル、デアリングタクトらが有馬記念に連戦する可能性はかなり低いと述べざるを得ない。競馬界を代表する3強不在が濃厚なグランプリだけに盛り上がりが心配されるというわけである。
しかし、ここに来て有馬記念の出走予定馬が徐々に明らかになってきた。3強不在は否めないかもしれないが、それでも「豪華メンバー」と言えるだけの興味深いレースになりそうだ。
筆頭は天皇賞・春(G1)を連覇したフィエールマン(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)だろう。
ここまでG1・3勝ながら菊花賞に加えて天皇賞・春連覇と豊富なスタミナを示してきたフィエールマンだが、前走の天皇賞・秋(G1)ではアーモンドアイを半馬身差まで追い詰める2着。スタミナだけでなく、一級品のスピードも秘めていることを示している。
昨年の有馬記念では、大敗した凱旋門賞(仏G1)からの復帰戦という難しい状況を強いられながらも、早め進出の競馬で4着と強い内容。年末のグランプリ制覇へ最も近い存在といえるだろう。

その天皇賞・秋で、フィエールマンとクビ差の接戦を演じたクロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)も当然優勝候補だ。
稍重で行われた今年の宝塚記念(G1)を6馬身差で圧勝するなど、現役屈指の雨巧者で知られるクロノジェネシスだが、一方で良馬場の高速決着が不安視されていた。しかし、前走の天皇賞・秋ではアーモンドアイとフィエールマンと接戦を演じる3着。有馬記念と親和性の高い宝塚記念を勝っているだけにグランプリ連覇へ死角はなさそうだ。
当初、今年の有馬記念はこの2強対決が中心になると思われていたが、今月のエリザベス女王杯(G1)で連覇を飾ったラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)が参戦の意思を表明したことで、俄然わからなくなってきた。
他にもサートゥルナーリアやキセキ、グローリーヴェイズやワールドプレミア、カレンブーケドールといった辺りは、ジャパンCから連戦してきてもおかしくはない存在。この中の半分でも出てくれば、途端に混戦の色が深まる。
さらに3歳勢にも、魅力的なラインナップが揃いそうだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新
JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「叩かれるのが嫌ならSNSすんなよ」斎藤新にSNSの洗礼!? 注目の若手がそれでも大事にしたいこと…「美肌の秘訣」に商品メーカーも反応
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 今村聖奈に続き坂井瑠星も“イチャイチャ動画”が流出!? パートナー愛を試される大一番
- JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
- 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
関連記事

JRA武豊アドマイヤビルゴ重賞制覇カウントダウン!? 有馬記念(G1)電撃参戦の前例も…… ワールドプレミアの動向にも注目

JRAラッキーライラック「弘法筆を選ばず」で「史上初」!? 有馬記念(G1)視野で、ウオッカ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ越え「大偉業」の可能性も

エリザベス女王杯(G1)C.ルメール「アーモンドアイがいなかったら」ラッキーライラック連覇に元JRA安藤勝己氏「勝利は必然」も…… 有馬記念で「鞍上問題」勃発か!?

JRA有馬記念(G1)立場逆転で「低レベル化」危機!? ジャパンC(G1)最強馬対決の裏でノーザン系有力馬が続々回避…… 救世主となるのはあの馬か

JRA「問われる価値」無敗3冠と8冠の年度代表馬争いは超難解!? コントレイル、デアリングタクト、アーモンドアイ……カギを握るのはやはりあのレースか
















